風邪の年末

この秋冬は、一回しか風邪をひかなかった。
わしも強くなったなあ。
と思っていたら、年末にガッツリ風邪をひいてしまった。
2学期が終わって、気が抜けたのかもしれない。
でもなんとなく安心した。
風邪をひいていない時は、風邪をひかないように気を使うから。
風邪になってしまえば、治すことだけ考えればいい。
平常通り運行している体を、マイナスに転じないように気を使うより、
マイナスの状態をプラスの方向に押し上げようとするほうが、ポジティブだ。
風邪をひくと、すべての興味や、意欲が、停止してしまう。
物欲も食欲も、あまり積極的でなくなる。
それは意外と気持ちいい。
静まり返った夜明けの湖みたいだ。
動こうとすると苦しいけど、止まっていれば、苦しくない。
きのう、美容室に行った。
3歳くらいの子どもが、髪を切っていた。
もうおしゃべりできる歳の子だったのだけど、
帰りがけに、キャラクターのかいてあるキャンディーをもらうと、
まずそれをじっと見た。
そして口元に笑みが浮かび、
そして、ポコポコとジャンプし始めた!
そして、店の外にダッシュ!
言葉にならない喜びだったのだろうか。
嬉しさがそのまま動きに出るなんて、素敵だなあ。
どこかのおばあさんもパーマを当てていた。
自分の頭皮の疾患について語っていた。
美容師さんが「帯状疱疹ですか?」と聞くと、
「そうよ、帯状疱疹!そう。神経の病気なんだって。
帯状疱疹。帯状疱疹なのよ。帯状疱疹。
冬になるとひどくなるかもしれないっていわれたけど、あたしは大ジョブだったわ。
帯状疱疹」
と、大盛り上がり。
老人は老人で素敵だ。
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by syun__kan | 2008-12-30 19:11 | 日記 | Comments(0)
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