コーラ振ります!!

夏が終わった。
あきらめよう。もう終わりだ。
今年はあまり暑くなかった。
夏が好きで、晴れが好きで、暑いのが好きなわしにとっては、不満の残る結果だ。
しかし、暑くて晴れたからと言って、わしは何するわけでもない。
海水浴も、プールにも、旅行にも行かない。
テレビで甲子園さえ見ない。
だけど、夏には、晴れていて欲しい。
晴れているべきだ。
一年中、夏ならいいのにと思う。
いや、夏だからって、何かするわけではない。
海水浴も、プールにも、旅行にも行かない。
スイカさえ食べない。
でも、夏が好きだ。
食べないけど、スイカという存在が好きだ。
植えないけど、ヒマワリも大好きだ。
暑くて、晴れていて、
世の中にスイカやヒマワリや花火が溢れているだけで、
ラウンドガールをたくさんはべらせている、王座防衛後のプロボクサーのような満足感をベースに生活できる。
夏が好きだ。もし子どもが生まれたら、
男でも女でも名前は「夏」にしよう。
海水浴も、プールにも、旅行にも行かないわしは、今年の夏に何したかというと、、
味噌汁を何回も作った。
作り方は前から知っていたが、日常的に、こう何回も作るのは初めてだった。
豆腐×玉ねぎ。インゲン×ジャガイモ。厚揚げ×大根。
なぜ味噌汁の具は、いつも2種類なのだろう?
1種類や3種類の場合もあるかもしれないが、
1種類では少ない印象で、3種類では多い印象になる。
そしてダンスを習った。とはいっても、まだ4回しか行っていないが。
今まで自己流で踊っていたが、初めてちゃんと教わった。
アップのリズムの取りかたと、ダウンのリズムの取りかた。
上半身を前後左右にずらす、アイソレーション。
久々に生徒の側になり、とても楽しくやっている。
ダンスの先生は、みんなきれいだ。
自分の体に向き合うと、きれいになれるのだろう。
それに関連して、わしは自分の加齢を感じた。
最近すぐに、筋を違える。
脚を開いて、前屈するストレッチをしたら、
いきなり左の背筋が吊って、数日間背中が痛いままだった。
部屋でごろごろしていて、寝やすい体勢を探してまくらを動かしていると、
あっというまに寝違えた。
とにかくわしの体は、筋肉関係はどんどん柔軟性を失い、
内臓や皮膚も、少しずつだけどはっきりと朽ちていっていた。
そうしたこともあって、体と精神の関係?みたいなことにぼんやりと興味が向きはじめた…まだはっきりと形作ってはいないけど。
それをきかっけにして、芸術系のことについて考えたりもした。
ジュンク堂で見たある雑誌の表紙が、永作博美だった。
本文中には、ヨガをやっている永作さんの写真があった。
その写真は、ものすごく雰囲気があって、いい写真で、わしはその数点の写真を手に入れるために、その雑誌を買おうかと一瞬迷ったくらいだ。
そこでは、永作博美という人物は、ものすごく神秘的で、霊感さえ漂っていた。
でも、これはずるい。あたかも、内面まで美しいようじゃないか。
だって、本物の永作さんは、べつに全然神秘的な人物じゃないかもしれないし、
性格的に嫌な面を持っている可能性だって全然ある。
でも、雑誌に載っている永作さんは、文句無く神秘的なのだ。
これがファンタジーの、特権的な部分だ。
表現を仕事にする上での、他の仕事には無い魅力だ。
自分にフィルターをかけられる。
完璧な物は、たとえ完璧な人間じゃなくても作り出せる。
やっぱり、アートは素敵だと思った。
そして、マイケル・ジャクソンが死んだ。
わしは追悼関係の書籍を、迷いながらも結局17冊購入した。
これからは、マイケルが作り出すはずだったファンタジーを、私たちが作っていかなければならない。
わしにとってはあたかも、1984から1Q84に紛れ込んでしまったような、マイケル抜き世界への移行だった。
そして、群馬に帰省して、館林の大きな美術館に行った。
ポンポンという、動物の作品で有名な彫刻家のアトリエを再現してあったりもした。
田舎は、土地がダイナミックに余っている。
東京と比較した利点は、主にその一点に尽きる。
もし、大きな彫刻を作りたい人がいたら、やはり都会の真ん中では難しいのだろうな、と思った。
それらのことを総合して、わしはやっぱり今年の夏も、これからどう歳をとっていくかを考えることができた。
夏は、一年の変わり目ではなく、一年のど真ん中であるが、
わしは毎年夏に、いろいろな更新を行っている気がする。
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by syun__kan | 2009-08-23 23:16 | 日記 | Comments(0)
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