サムシング・バーッド

今年の夏ごろ、体臭の、においの種類が変わり、明らかに強くなったことがあった。
あの時期に集中的に着ていた、工場とライオンがプリントされているTシャツは、今でもにおいが抜けず、臭い。
わしは、「ついに加齢臭が来た!」と思って絶望し、
落ち込んだ気持ちそのままに、ブログに泣き言を書き連ねた。

でも、体臭の変化は一時的だった。
しばらくすると、わしの体臭は、元に戻った。
そんなに臭くなくなった。

あれは、どうやら、長年の運動不足で溜まった、「わるいもの」が、
当時行き始めたダンス教室でのストレッチやリズム取りに誘発されて、
出てきたもの、だったらしい。
そういうことって、あるんだって。

そう、あの強烈な体臭は、
出てきて良かったのだ。

最近、またダンス教室に行かなくなってしまった。
だって料金高いのだもの。
だから、また「わるいもの」は、わしの体に溜まってきているのだろう。

これ、出したいねー。いやー、出したい。

そんな時は公共施設。
自宅から歩いて15分くらいのところにある体育館にある、トレーニングルームに、行ってみた。
一回利用、300円。
インストラクターさんが常にいて、「まったく初めてです」と声をかけると、
初めて用のメニューを作ってくれる。
周りには、ごっついお兄さん、おっさんばかりだ。
体を主軸に人生を設計している方たちだ。
わしのような、空想を主軸に生きている人間とは、住んでる世界が、比喩ではなく違う。
体をケアしている人の体は、たとえオッサンでも、輝いている。

わしはいっこうに進まない自転車や、
重りを上げたり、下ろしたりする機械で、
キンピラゴボウのようなマイバディを、動かすために動かしたのだった。

体は少しだけ、臭くなった。
まだ、出したりない。
もっと出したい。

おばあちゃんを担いで八ヶ岳に上り、頂上で降ろし、逆立ちで降りてきたい。
自販機でいろはすを飲んで、
海に入って鳥取まで泳ぎ、
鳥取砂丘でシコを1000回踏みたい。
そして21世紀梨を一つ食べ、シャベルで穴を掘って、地中を進んで、
富士山頂から顔を出す。
そこでマドンナの「ハング・アップ」に合わせて一時間踊れば、
体の「わるいもの」は、だいぶたくさん出るだろう。
わしは、強烈な体臭を放つだろう。
パラグライダーで駒込に帰る。
朝焼けの風に吹かれて汗が冷たい。
と、結局空想する。
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by syun__kan | 2009-11-08 19:38 | 日記 | Comments(0)
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