デンジャラス

奥さんは、牡蠣が好きだ。
この間、池袋に行ったとき、オイスターバーにお昼ご飯を食べに行った。
席に通され、上着を脱ぐ、そのときに、
店のスピーカーから、ガラスの割れる効果音が。
わしは反射的に、
「ワン、トゥー、スリー、デュクデュクジャム!」
と口ずさむ。
この曲は、マイケル・ジャクソンの「JAM」ではないか。
91年のアルバム「デンジャラス」の、一曲目だ。
わしの一番好きな曲だ。
歌詞が難解すぎて逆に無意味で、
「ジャム!」という掛け声と、衝撃音がとても気持ちいい、
全体的に効果音のような曲だ。
プロモーション・ビデオでは、マイケル・ジョーダンと共演した。
「デンジャラスツアー」でも、オープニングに演奏された。
トースタージャンプで、マイケルが床かから飛び出してくる、最高のオープニング曲だった。
お店に入ったとたん、「JAM」が流れるなんて、
非常にいい気持ちだ。
ありがとう、オイスターバー。

わしはチキン、奥さんはリゾットのセットを注文した。

そう思っていると、耳慣れたギターの音が。
これは、アルバム「デンジャラス」の2曲目、
「Why You Wanna Trip On Me」ではないか。
どうやら、今の時間、アルバム「デンジャラス」を、一枚丸々流すらしい。
これは、いいときに来店した。

スープとサラダが来た。ムシャムシャ

とくれば、3曲目は、「In The Closet」だ。
この曲は、マドンナとのデュエットを想定して作られたのだけど、断られて、
結局マイケルが一人で歌っている。

つけあわせのカキフライなどが来た。

アルバム「デンジャラス」は、前半6曲はダンス系の曲が続く。
当時の流行だった、ニュージャックスイングというスタイルなのだそうだ。
80年代に一世を風靡したマイケルが、90年代も最先端であるために、
気張ったのがこのアルバムだ。

ここで、アクシデント発生。
チキンとリゾットを頼んだはずが、パスタとリゾットが出てきた。
「パスタ違いますよ。チキンを頼みました」というと、
「すみません、作り直します。少々お時間いただいてもいいですか」と、店員さんが謝っている。
でも、わしは全く怒る気にならない。
なぜなら、今のBGMは、7曲目「Heal The World」だからだ。
マイケルが「地球を癒そう」と歌っているのに、聞いてる人間が、注文違ったからって怒っていては、本末転倒だ。

「Black Or White」。
ガンズ・アンド・ローゼスのスラッシュが、ギターを弾いている。

「Who Is It」。
テレビのインタビューで、数十秒間この曲を、ボイスパーカッション付きで歌っただけで、
アルバム「デンジャラス」がチャートに返り咲いた。

「Give In To Me」
ツアーの合間を縫って、2時間でプロモーション・ビデオを撮り終えた。

食後のコーヒー。

「Will You Be There」
ツアーでは日本人ダンサーのユウコ・スミダさんがバックで踊っていた。

そうこうしているうちに、わしらはご飯を食べ終え、家に帰った。
アルバムはあと何曲か残っているけど、聴き終えるために居残るわけにはいかない。
というか家に帰ってCDを聴けばよい。

そしたら、家に帰ってしばらくして、奥さんが体調不良になってしまった。
吐き気をもよおしてしまった。
オイスターバーで食べたものにあたったらしい。
そこでわしは思い出す。店のBGMが、「デンジャラス」だったじゃないかと思い出す。
そのメニューは、デンジャラスだと、
きっとマイケルは伝えてくれていたのだろう。
Heal The World。
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by syun__kan | 2010-01-13 23:43 | 日記 | Comments(0)
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