牧野薪木として

おとといの大雨の朝、西武池袋線で通勤中、
雨で濡れたわしのズボンの尻ポケットを、携帯のバイブが揺らす。
友人の三宅感氏からのメールだった。
内容は、

・今見ていた夢に、わしが出てきた。
・その中でわしは、「牧野薪木」という名前に改名することにした、と言っていた。
・芸術の道を進もうか、日本中の水道管を直して回ろうかで、迷っていた。
・「わしはボウボウ燃える薪木やねん」と言っていた。

ということだった。

こういうメールが、朝早く雨の中、仕事場に向かう人間にとって、どのような感情を抱かせるか、
芸術家たちは分かっているのか。

世界が立体的になり、あるいは天然色になり、携帯の画面が熱を持つ。

なのでわしは、牧野薪木に改名した。
役所に届けるわけではない。
要は、気の持ちようである。
入籍したときも、特に感慨は無かった。
それ以前より、すでに結婚していた気になっていたからだ。
なので、今回の改名も、届け出る必要はあるまい。
関口光太郎の名も、捨てるわけではない。
わしは関口光太郎であり、同時に牧野薪木である。
薪木となって全部燃やす。
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by syun__kan | 2010-04-29 20:29 | 日記 | Comments(0)
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