仕事の関係の人たちとカラオケに行った…
ある人が、ブルーハーツのトレイントレインの歌を歌う。
「栄光に向かって走る あの列車に乗ってゆこう」
みんなが盛り上がる。
「南風に吹かれて シュールな夢を見ていたい」
と歌う。
トレーントレーン走ってゆーくよートレーントレーンどこーまでもー
みんなノリノリだ!盛り上がってるじゃないか!!
しかし、ふと思う。
ブルーハーツの人は、シュールな夢を見ているのかもしれないけど、
一般市民にとって、南風に吹かれて シュールな夢を見るのは、けっこう難易度高い。
みんな、ほんとにシュールな夢を見てるのかい?
現実的な将来設計をしているんじゃないかい?
歌う時だけ、詩に共感するなら、それも有りだ。
それがレジャー。
でもわしは、現実世界でも、ほんとにシュールな夢を見たい。
ここにいる人たちと同じスタンスで歌ってしまってはダメだ!!
このままでは飲みこまれる!!
真剣に歌うぞ。真面目な顔で、すわった目で。
タンバリンを打ち鳴らす。