愛しのコマ

昨年11月に飼い始めたミニチュアピンシャーのハルは、
数々の損害(書籍、ヘッドホン、アイロン、森ガールの服、その日買ったパンプス、翌朝食べるはずだったパン、アイポッドのプラグ、奥さんの携帯、携帯の代替え機、明日使うはずのご祝儀袋、全日本プロレスの事務所まで出向いて買った思い出のグレート・ムタのパーカー、等々の破壊)を出しながらも、
持ち前の可愛さ一本で、ギリギリのラインで憎悪よりも愛情のパーセンテージを多くを勝ち取り、
我が家ではスタンダートな存在になりつつあった。

このところ、関口夫妻は「もう一匹いっちゃう?」について話し合ってた。

次はパグか、芝犬か、猫か!?

(ああ、両親の愛を一身に受けていた甘えたさんのハル、受難の日々到来か!?)

そしたらある日奥さんが猫を拾ってきた。
夜道をハルと散歩してたら、子猫が道に転がっていたそうだ。
足がうまく動かず、怪我をしている様子だったとのこと。
オレンジ色のトラ猫。

奥さんは手を噛まれ、引っ掻かれ、傷だらけで子猫をビニール袋に入れ、持ち帰ってきた。
奥さんの手は腫れ、翌日病院送りに。
予防注射受けたり点滴受けたりして大変なことに。

そしてとんぼ返りして猫を動物病院に連れていくと、
猫は、足を怪我しておらず、
おそらく驚いてパニくり、足がもつれていたのだろう、とのこと。

奥さん、拾ってきた大義名分が無くなり焦る。
奥さん、手が包帯でぐるぐる。
猫ピンピン。
猫ニャンニャン。
犬ジェラシーでワンワンワン。

でも、(本質的に、ワンモアペットを求めていた関口夫妻は)猫を元の場所に放つなんてことは、人道的に、断じて人道的に、できず、
今週末には予防接種、ノミ・ダニ取り、入浴を済ませ、
奥さんは再び手を噛まれて腫らしつつも、
飼う気満々なのであった。

名前は「コマ」にした。
奥さんを大いに困らせたからである。

なんとなく腑に落ちないというか、「感動的ストーリー未遂」みたいな展開で始まった猫との共生だが、
スタートが無意味な分、後々までしっかりと愛情を注ぐ必要が生まれるとも言えるわけで、
この展開は決して悪くないんだ。
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by syun__kan | 2011-07-03 23:26 | 日記 | Comments(2)
Commented by らぶこ at 2011-07-04 16:41 x
なんと!飼うことになったのですね!
見てぇ!あ!はしたない!みたい!てやんでい!
Commented by 関口光太郎 at 2011-07-04 21:11 x
やつぁ噛むぜ。
噛まれるの嫌でわしはまだほとんど触れてねぇ。
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