新しい朝です

ワゴン車に乗って、山道を走っていた。
暗くなってきてしまった。
荷物を、会社に搬入しなければならない。
同乗者は、わしの同期数人。

会社に着いて、荷物を運びこむ。
会社には、広い芝生の庭がある。
わしはそこで同期と踊っていた。
同期と夜中に搬入する仕事が、新鮮で楽しかったのだろう。

翌日、出社した。
フロアにたくさん机が並び、ところどころ仕切りで区切られ、
ワイシャツから透けるランニングシャツと、
黒いスラックスに頑迷なお尻を浮かび上がらせたおっさんたちがたくさんいる。

わしの直属の上司が話しかけてきた。
君は今年からの新入社員であるからして、
もうすぐボーナスなのだけど、君にボーナスを出さない方がいいと言っている人たちがいる。
君が昨日庭で踊っていたのを見て、君は我が社にそぐわないという意見が出た。
今はもう出世した6年目の山根君なんかは、取引先で必ず部長と酒を飲んだ。
パーティーがあると、全員と挨拶して、全員とこう(わしの手を握って)握手した。全員とするんだ。
君もそういう風にがんばれると良いね。

そこでわしは考える。
わしは特別支援学校の教員ではなかったっけ?
そうだ、転職したんだ。
お給料とか、人生経験とか、考えて、何かこう、いかにも世の中的な営業職とかをやってみようと思ったんだった。
でも、どう考えても、嫌だなこれ。
教員の方がいい。庭で踊っていても怒られないし、
むしろ子どもと踊っていることが仕事になる。
でもとりあえず一年、この会社で頑張ってみようかな。
一年でやめて、また元の学校に戻ろうかな。でも元の学校は、出戻りを受け入れてくれないだろうな?

と、そこで目が覚めた。わしは夢を見ていたんだ。
秋分の日の、新しい朝です。
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by syun__kan | 2011-09-23 11:41 | 日記 | Comments(0)
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