最近いろいろなことがある

強風が吹いたり桜がボッて咲いたりバッて散ったり汗ばんだりめまぐるしい。
わし自身も最近いろいろなことがある。

まず挙げるなら、いくつかの紙媒体への記事掲載。
ビッグイシューという雑誌をご存知だろうか。
都会の駅で、ホームレスの方が手売りしているあれだ。
その4月1日発売号に、わしの記事が載っている。
http://www.bigissue.jp/latest/index.html
ビッグイシューは本社は大阪にあるらしく、
ライターさんはわざわざ東京神奈川まで出てきてくれて、
川崎の岡本太郎美術館で太郎賞展を観たり、わしの最寄り駅の喫茶店にインタビューしに来てくれたりした。
同年齢の女性で、非常に真摯な方で、真摯に話を聞いてくださり真摯に記事を書いてくださった。
真摯とはなんと良い言葉だろう。勉強させていただいた。

もう一つ雑誌、公募ガイド5月号。
「賞と顔」という、何かの公募で賞をとった人を紹介するコーナーに、わしの記事が載っている。
http://www.koubo.co.jp/award.html#sk3
こちらは自分で800字の原稿を書いた。
取り柄のない面白みのない文章だが、わしは文章ファイターではないので、
小説の受賞者みたいな素晴らしい文を書けなくたっていいんだい。

さらにもう一つ、4月2日の日経新聞夕刊。
最終面、裏表紙にあたるところに、カラーでわしの顔と作品の写真つきで記事が載っている。
編集者の方がインタビューして文を作ってくれた。
知性的なおじさまで、わしのことを面白がって話を聞いてくれた。
面白がってくれたら、これほど気持ちよくありがたいことはないので、しゃあしゃあとしゃべってしまったが、
それを許してくださり、小気味良い記事にしてくださった。

ところが日経、あとで調べたら夕刊は161万部発行されているとのことで、
161万というのはようするに日本人の70人に一人は読んでるという計算。
その大衆性たるや凄まじく、
わしの職場の人にその記事を目撃されてしまう。

わしはアート活動については、基本的に職場には秘密にしている。
同僚の方々は、関口は美術が趣味であることはうすうす知っているだろうが、
見上げる大きさの作品を新聞紙とガムテープで作ったり、三宅一生さんに会いに行ったり、太郎賞とったりしたことなんて、全然知らない。
もちろんこの日記の存在だって。
やばい、まずい。
作品はまだ良いとして、この日記の存在はバレるのはまずい。
仕事関係の人に見られることを想定して書いていない。
わしの仕事は、わし自身の人間的信頼に基づくデリケートなものだ。
テクスチャー太郎とか書いてる場合ではない。

昔からわしは有名になりたいという願望を持ってやってきた。
より多くの人に、わしの記憶を残したいと。
アート以外の、普段のわしの堅気の仕事も、言うなれば「なるべく多くの人に関わり、良い影響を与えて生きたい」という思いから選んだものだった。
アート活動と、動機は被っているのである。
ところが、アート方面で念願少しずつ叶って、名前と顔が多くの人に触れるようになってきたら、
こういう両立の難しさが生じるとは。

さあどうしたことか。
わからないまま、日々は続く。
この間、太郎賞展の搬出は友人たちのありがたいサポートを得て、センチメンタルに終えた。
次は、4月16日から5月9日、銀座『ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE』にて、過去作品を引っ張り出してショーウィンドウの展示を行う。
職場も、新年度で大忙しである。
二重生活が一体化する日が来ちゃうのだろうか。
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by syun__kan | 2012-04-12 20:10 | 日記 | Comments(4)
Commented by 内山 at 2012-04-13 09:52 x
『真摯』って言葉、私もとてもいいと結構な頻度で思ったりする!
とりあえず真摯に花見しよっかな。
Commented by 関口 at 2012-04-14 01:42 x
わしも今から、真摯に睡眠をとるぜ。
Commented by 読者独白 at 2012-04-15 09:46 x
4月2日の日経新聞夕刊…見たい。
図書館にあるだろうか?
Commented by syun__kan at 2012-04-16 19:59
ありますよ。わしも買えなかったので図書館で見ました。
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