次は、青山の岡本太郎記念館で10月9日から約3週間の展示です。
職場の夏休みを利用してしか制作できない関口としては、
「カレーの市民」とか言ってないで、そろそろ頭と目と手を連動させなければならない時期に来ている。
今日は打ち合わせに行ってきた。
館長の平野さんも同席してくださった。
上記のスケッチは、展示の案として提出していたもの。
しかしこの案は、台風等でフットバされてしまう可能性があるため、ボツになった。
なのでもったいないからここに載せてしまう。
平野さんは、代替案として「天井から玄関に向かって吊るす」等、破天荒な提案をめくるめくしてくださった。
さすが岡本太郎の名の付くミュージアムである。
普通は敬遠されそうな厄介物を受け入れ、応援してくださる。
そういえば、川崎の岡本太郎美術館で、写真家のBozzo氏に頼んで「感性ネジ」の撮影をしてもらったときも、
学芸員の方は夜遅くまでの撮影を許してくださり、4メートル以上の脚立などの道具も、惜しげもなく貸してくださった。
岡本太郎の名の付くミュージアムの、若者の表現活動を応援する姿勢は、
ちゃんと岡本太郎氏の精神を宿しているのである。