奥さん

・奥さんが去る10月19日に30歳の誕生日を迎えた。

・奥さんは、わしの美術活動における、パソコン&ワークショップ&社交の実働部隊である。わしは基本的に新聞を揉んでガムテープで巻くしかできないので、それ以外の部分は奥さんがやっているといって良い。

・展示やワークショップなどの美術活動をする際は、必ず奥さんを連れてゆく。わしがボーっとしていたり、あるいは覚醒しすぎたりしていてカバーできないところを、奥さんがフォローしてくれるのである。

・奥さんが仕事等で不在のとき、わし一人で美術活動に向かう場合もあるが、かなり心細い。

・奥さんがいないときの関口は、クリープのないコーヒーである。わしのワークショップに来て、奥さんがいなかったときは、「なんだ今日はクリープ入ってないじゃんかよ」と思っていただいて良い。

・奥さんは子どもの扱いがめちゃくちゃ上手い。教員であるわしより遥かに上手い。天性のものを感じる。

・新聞を揉んでガムテープで巻くことも、奥さんはできる。今岡本太郎記念館で展示中の作品も、ツバメのパーツはだいたい奥さんが作った。

・わしは現在29歳である。わしは20代なのだけど、奥さんは30代なのである。

・奥さんは今年の初めはまだ鬱病に伏せて家でだいたい寝たきりだった。しかし現在は週の半分はお絵かき教室の先生をして働いている。かなり回復したと言える。初詣の高尾山で、大吉が出るまでおみくじを引いたのが良かったのかもしれない。

・奥さんは20代が終わるときに死のうと思っていたらしい。若いときのトラウマをたくさん抱えていて、現在もカウンセリングを受けている。過去に足を引っ張られていると言って良い。経験の無い人には理解しづらいかもしれないが、心的外傷は、忘れようと思って忘れられるものではない。でも死なずに30代になったのだから、生まれ変わったと思って、これからは付録だと思って、人生を楽しんでほしい。本編よりも付録の方が魅力的な場合は多々あるのだから。

・誕生日を祝うために、ハリネズミ型のオリジナルケーキを注文して、今日食べたのだが、二人で食べるには大きすぎて、わしの腹部の張りが今半端ではない。

・奥さんに好きな食べ物を聞くと、「サンマとジャガイモとイチゴとチョコ」と答える。わしは「全部食材レベルじゃんかよ」とつっこむ。

・わしは自分の過去に何のトラウマも抱えていない。だからこれからも軽々と生きていける。そしてこれからも、わしが生きてゆくのに奥さんは必要である。奥さんがいなければわしは仕事と美術活動の両立なんてできないであろう。だから奥さんも、今後ともわしと一緒に軽々と生きてゆく必要がある。

・みんなもせっかくだから奥さんが30年生きたことを祝ってほしい。本当に良く頑張ったと思う。

・これから先、奥さんとわしには良いことしか起こらないのである。
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by syun__kan | 2012-10-20 23:52 | 日記 | Comments(1)
Commented by 読者 at 2012-10-23 21:28 x
とても祝いたい。おふたりを。
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