隠れエキセントリック

電話で、

わし「今から帰ります。今日の夕飯どうしようか」
奥さん「今西友にいる。夕飯はみぞれ鍋にするよ」
わし「いいね。冷凍庫にうどん一玉あったよね」
奥さん「じゃあシメはうどん入れよう。一玉で足りるかな。ラーメンも買う?」
わし「ラーメン良いね。うどんはまた今度使えばいいか」
奥さん「うどんも入れるよ」
わし「え?どのように?」
奥さん「一緒に入れちゃえば良いじゃん」
わしは「それは止めたほうがいい!!
早まるな。
わしは以前、太さの違うスパゲッティを、時間差で同時に茹でたことがある。
そしたら、食べるとき、意外とけっこうな違和感があったんだ。
2種類の太さが混ざっているだけで。
同じ種族のスパゲッティ同士でさえあんな微妙な気持ち悪さがあったんだから、
うどんとラーメンが同時に存在するのは、耐えられないと思う。
たぶん、うどんまみれのラーメンか、ラーメンまみれのうどんという感じになる。
まみれというのは、心地よい感情の言葉ではないと思う」
奥さん「デリケートだなあ。
じゃあ混ざらないようにすればいいんじゃない?」
わし「どのように?」
奥さん「真ん中に白菜の壁を作って分けるとか」

ということで、
わしの奥さんは頭の良い私立女子高を出てから多摩美に来た秀才であり、
常に変なことをしているわしに対して、常識人的な目線でいさめたり、感想を述べたりしているのだが、
実はけっこう隠れエキセントリックである。
という仮説。

そういえば、大学を出たばかりの頃、二人とも川の近くに住んでいた。
その川には、よくカモが飛来していたんだ。
クリスマスの時期になったとき、奥さんが「ジングルベル」メロディーで、不思議な歌を口ずさんだ。

「今日も川に カモがいるよ
口が黄色いのはカルガモよ
今日も川に カモがいるよ
尻尾が長いのはオナガガモ
ジングルベル ジングルベル カモが鳴く
今年の クリスマスは カモだらけ ヘイ
ジングルベル ジングルベル カモが鳴く
今年の クリスマスは カモだらけ」

これを聞いて、わしは結婚を決意したのだった。
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by syun__kan | 2012-12-15 19:56 | 日記 | Comments(0)
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