太郎さんからの日比野さんからの関口
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今日、7月19日は一学期の終わり、終業式だった。
みんな、みんな、お疲れ様でした!!
そんでもって退勤後、わしは川崎の岡本太郎美術館へ。

7月20日からスタートの、日比野克彦さんの企画展、「Hibino on side off side」に、関口は、
8月30日までの間、「サンダーストーム・チャイルド」「王様」「女王」「ヒーロー(ペットボトルの少年)」の4作品を出品する。
8月18日、20日にはワークショップも行う。

作品の搬入は先日の土日に概ね終わっていたのだが、
細かいパーツを群馬に置き忘れてきていたので、両親に郵送してもらい、
今日は最後の補修をしなければならなかったのだ。

美術館に着いたのは夕方6時、中に入ると、日比野さんが、今日にいたるまでの数日間に公開制作で描いていた絵に、さらに手を加えていた。
会場内は他に、業者さんによるライティングやキャプションの設置も進行中。

こういった、展示の裏側を見れるのは、出品者の特権。
というか、日比野克彦さんがオープン直前に仕上げをしているのを見れること自体、わしはとても嬉しい。

自分の作品はさておき、未完の展示を見てまわる。
日比野さんの、有名な、段ボールでできたグローブも展示されている!
他に、化粧道具箱や宝石箱など…。

「全ての物は、瞬間だけなら美しい」

これはわしが、大学の卒業制作の時にたどり着いた一つのアンサーで、
以来わしの造形活動ぜんぶに通じるコンセプトなのだが、このコンセプトに関しては、
残念ながらというべきか、日比野さんの作品の方が訴求力が高かった。

長持ちはしないと思われる、素材で切り取られた、我々の日常の、刹那の美しさよ!

そういう意味では、わしは二番、三番煎じなんだと思ったよ。

わしはようやく自作を補修しはじめる。
途中、日比野さんに話しかけていただいたりして、嬉しかった。
補修終了、時刻は19時45分。
会場の設置作業はまだまだ進行中、日比野さんもライティングもまだまだこれからという雰囲気。

わしは挨拶をして帰る。

(もし、今夜の展示作業が無事終われば)
明日から、岡本太郎美術館に入ると、赤い部屋を抜け、まずは岡本太郎作品の常設展を観ることになる。
その後、日比野克彦さんの企画展を観て、最後にちょこっと関口作品を観る。
太郎さん~日比野さん~関口という連携の中で、関口なんかはただのヘナチョコではあるが、
名前の大小はさておいて、客観的に見ても、面白そうなコンボだと思う。
これが、川崎に訪れた子どもたちの右脳を刺激することを、願ってやまない。

下記は、自分の展示、ワークショップのために、関口が寄せた文。

「画材屋さんに行かなくても、アートはできます。
まずは、太郎さんの「モーレツに素人たれ!」という言葉に、勇気をもらってください。
そして、周りを見渡し、紙があれば、ぐしゃっと丸めてください。
それをテープでぐるっと巻くだけで、平面だったはずの物が、二度と再現不可能な陰影を伴って立ち上がります。
世の中がどんな状況でも、何かを作り出す行為は楽しいし、
その楽しさが、新しい世の中を作る力になるといいなと思います」
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by syun__kan | 2013-07-20 01:01 | 日記 | Comments(2)
Commented by リッタイナノダ at 2013-07-26 18:50 x
 はじめまして。中学生です。
 今日岡本太郎美術館で関口さんの作品を見ました!見てて楽しかったです!
 企画展示室をまわっていたら、「?」と目を引く作品が…
「王様」という作品なのですが360度見れば見るほど動物とか人とか洗濯物とか「これはなんだろう」が増えていって、飽きませんでした。
 どーしても「?」が「!」にならなかったのが、後ろからでてる謎の物体…謎は深まる一方です。
 でも、新聞紙とガムテープでこんなに「!」がポコポコとでるとは!物づくりって見るほうも楽しいですね。^^
Commented by 関口 at 2013-07-28 11:19 x
ご高覧ありがとうございます。

「王様」の中には、よく見るといろいろデコレーションの付いた小さめの子乗せ三人乗り自転車が入っていて、
その後ろ部分が「王様」の背中から出ているのです。
王様の後ろから子乗せ自転車が飛び込んだイメージですね。
それは、「王様」の、幼い日の記憶なのです。
幼い日の記憶は、いつまでたっても、大人になっても消えないもので、
たとえば小さい頃にひどい目にあった人は、
大人になっても、ずーっと納得できない思いを抱えたままになってしまって、
うまく大人になれなかったりします。
小さい頃、ひどい目に会った自分が、ずっと胸の中で叫んでいたりします。
こういうのを、インナーチャイルドといいます。
だから、とくに小さい子には、美しい愛のある思い出を胸に残してあげなければいけないなと思います。
「王様」にとって、子乗せ自転車が良い思い出なのか、嫌な思い出なのかは分からないですけど、
その重要性をなんとなく表現したかったんですね!
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現代芸術家、関口光太郎の日記。
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