みちのく三日目

時間を見つけられずになかなか日記を書けず、
しかし東北旅行のことは書いておきたいという思いから生まれた一つのパラドックス。
旅日記がどんどん過去のことになっていく。
旅行三日目、8月2日はだいぶ前のことになってしまった。
手短にしよう。
この日は、秋田から青森に移動。
そう、ねぶたを観るため。
あらかじめ座敷席のチケットも買ったのさ。
しかしホテルは青森駅周辺すべて満室で取れず、
それどころか近くの駅のホテルまで満室であり、
盛岡まで行くとホテル空室あるということで、
ねぶたを観たらその後盛岡まで移動して泊まることになった。

何はともあれ、ねぶたは満喫できた。
良い観光地は、一つのテーマに沿って、それを満喫できるような仕組みがちゃんとできている。

昼ごはんは、魚菜センターというところでのっけ丼を食べる。

ねぶたが練り歩く道路の近所に、ねぶたを制作している倉庫が連なっている場所があり、
そこで出番を控えるねぶたを観ることができる。

またその近所には、ねぶたミュージアム的な施設があって、
昨年賞を取ったねぶたや、作り方、歴史などを観て学ぶことができる。

夜は中から光を灯され、「らっせら」と運行される姿を拝む。

ねぶたの面白いところは、ノーリーズンであるところだ。
普通、お祭りって、五穀豊穣を祈るだとか、神様に捧ぐとか、何らかの大義名分があるものだが、
ねぶたは、なんと起源が不明とのこと。
「何のためにやっているのかわからないのにやってる」状態ということだ。素敵だ。
だから、デザインも、いろいろ。
何かルールがあるとすれば、「いかつい顔で、昔の話。一応できれば武士出しといて」みたいな感じか?

そして完全な手作りであるところにも、勇気をもらったな。
人の手による、ローテクの造形物が、これだけ多くの人を集めるというのも、痛快じゃないか。

ねぶたは一台、高さ5メートル幅9メートル奥行7メートルで、
二千万円くらいかけて作るらしい。
二千万円は、人件費や材料費など。

わしが新聞紙とガムテープで、そのくらいの大きさの作品を作るなら、
10万円でできるよ。
二千万円あれば、200個できるな。
わしの故郷の前橋市、新聞ガムテープねぶたで町おこししないかな?

ということで青森は終わり、夜のみちのくを新幹線で盛岡に移動。
奥さんは車内で「ニュートン」のティラノサウルス特集を読む。
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by syun__kan | 2013-08-11 01:13 | 日記 | Comments(0)
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