路頭に迷う作品たち
調布市文化会館たづくりでの展示は、展示終了まであと10日を切りました。
新作はほとんどないのでちょっと不本意に思っていましたが、そんなことは、関口の作品なんて初めて見るお客様にとっては関係なく、
おおむね好評をいただいたようで、ほっとしております。

ところで、展示してある作品たちは、
この展示室に運び込む前は群馬の親戚宅の倉庫に、ばらばらに分解して保管しておりました。
親戚のご厚意で、長らく置かせていただいていたのですが、
そろそろその場所も、使用期限的なものが迫ってきまして、
7月26日までの会期を終えたのち、実を言うとこの作品たちは、行き場所を失っております。

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「大人魚姫」、全長6メートル、高さ3メートルくらい。

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「サンダーストーム・チャイルド」、全長4.5メートル、高さ3メートルくらい。

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「王様」、高さ3メートル弱。

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「女王」、縦横2メートル強。

このままの大きさで保管するわけではないです。
前述の通り分解できるので、もう少し省スペースでイケます。
しかしこの現代社会。
関口は全く高所得ではない若造。
今後とも保管し続けるのは、なかなかしんどい。
実家に、少しは置けますが、全部はちょっと無理です。

そう、レディース&ジェントルメン。
ご紹介しましょう。
これがまさに、立体作品を制作する者の宿命的な苦悩です。

平面作品はまだよい。
重ねて平らに仕舞えるからね。
もっというと、パソコンとかで制作する作家ならば、保管に関してはもっとも効率的。
データにすれば、数十センチ立方のスペースさえあれば万事OK。
しかし立体作品は…
人々が一坪何百万も払い、トランクルームとかまで使って空間を手に入れようとしているこの現代社会において、冗談みたいに非効率的!!
特に、雨風火に弱いくせに何だか知らないけど巨大な関口の作品なんて、もうサイアク!!!

元はと言えば、関口は自作をどんどん捨てていました。
「新聞紙とガムテープという刹那的な素材だからこそ、その瞬間だけの美しさを表現できる・・・」
とか言ってました。
かっこいいですね。
しかし大人になって、各地で展示をするようになって、
作品を保管しておけばよりたくさんのお客さんに、より広い世界観の作品を見せられることに気づき、
それからは、なるべく保管するようになりました。

どうでしょう。
この若い現代芸術家の作品、無理して残しておくべきでしょうか。
この世の中において、それだけ価値のあるものでしょうか。
わかりません。
わかりません。
わかりませんけど、わしは一応、まだ残しておきたいと思っているのです。
調布で、わしの作品を見て、
「でけー」
「すげー」
とか述べている子どもたちを見ると、彼らの人生に何かしらの良い影響を、この作品は今後も与えていけるんじゃないかと、期待してしまうのです。

というわけで、保管場所に関して、何かアイデアがある方は、関口に教えてください。

「うちに置けるよ」

とか、

「ここに置いたら?」

とか、

「うちの美術館で永久展示しますよ」

とか(無いワ!)。

有力なアイデアを参考にさせていただきたいです。
コメント欄に、公開でも非公開でもよいので、お願いします。
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by syun__kan | 2015-07-16 23:46 | 日記 | Comments(5)
Commented by かいとも at 2015-07-25 15:17 x
愛媛県の西条市丹原文化会館に!ダメ元で声をかけてみられては?
Commented by syun__kan at 2015-07-25 23:07
ありがとうございます。参考にさせていただきます。
Commented by くるまる at 2015-08-14 12:35 x
群馬県の中古住宅から中古住宅に今度住み替えするんだけど古い物件は空き家になって(自己所有物件)次が決まってないんだけど倉庫として使います?
狭いしさすがにタダって訳にもいかないけど格安で貸せると思うし、場所が前橋の某ドームの近くだからなんだったらアトリエ兼展示場所としても悪くないかも。
家自体もアートとしてイジってもらっても(ここは奥さん所有なんで確認がいるけど)いいかも知れない。
ただし狭いけど…
もし良かったら検討してみて下さい。
Commented by syun__kan at 2015-08-16 12:04
くるまるさん…なんと懐かしい名前でしょうか。
作品保管場所の件は、現在は実家に倉庫ができたので、
緊急の課題ではなくなってはいるのだけど、
「古い物件」というのは、一度見てみたいなあ…
もしずっと、「次が未定」のままだったら、
機会があれば一度拝見したいです。
もしよかったら、非公開コメントにでも、
連絡先を書いていただけるとありがたいです。
Commented at 2015-08-17 11:45 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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現代芸術家、関口光太郎の日記。
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