おろおろ

夏に広島市現代美術館で滞在制作した時、
広島東洋カープは首位攻防戦を行っており、
展示最終日のワークショップのため前日入りした日に、
セ・リーグでの優勝が決まった。

そんな縁もあり、関口は、
普段野球にほぼ興味が無かった身ながらも、
広島の人たちにカープがどれだけ愛されているかを切に感じ、
仮にというか、
暫定的にというか、
広島東洋カープのファンとなった。
ようするににわかである。
「黒田」以外の選手はほとんどわからない。
カープと聞いて、思い浮かべる顔は美術館の方々、来てくださったお客さんたちである。
でもそれでも良いではないかと思う。
思っていた。

現在カープは、パ・リーグ優勝の日本ハムファイターズと、日本シリーズを戦っていて、
広島2勝、ハム3勝の激戦となっている。

何が困ったかと言うと、
わしは今週日曜日に、北海道でワークショップを行うのである。
北海道はそう、日本ハムファイターズの本拠地なのであった。
いったいどんな顔をして過ごせば良いのだろか?
今週日曜は、流れによっては、広島のマツダスタジアムで優勝を決める大一番が行われている可能性がある。

人々がその球団を愛する姿を見て、つられてにわかファンになったことを考えれば、
北海道の方々に、ファイターズ愛を見せつけられた時、
わしはどうなってしまうのだろうか。

広島、北海道、どちらにせよ、
野球ファンの皆様の、球団への愛情、優勝を願う気持ちは、
本当に熱く、切実な、年月を経て降り積もったものがある。
わしは自分がどちらにせよにわかであることに、現在ささやかな罪悪感を抱いている。

両チーム、勝っても負けても、全力を出して素晴らしい試合をしていただきたい。
と、小学生の時に行事で挨拶していた校長先生みたいなことを、
おろおろしながら書く。
[PR]
by syun__kan | 2016-10-28 22:45 | 日記 | Comments(0)
<< スプーン ペン >>