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風邪の年末

この秋冬は、一回しか風邪をひかなかった。
わしも強くなったなあ。
と思っていたら、年末にガッツリ風邪をひいてしまった。
2学期が終わって、気が抜けたのかもしれない。
でもなんとなく安心した。
風邪をひいていない時は、風邪をひかないように気を使うから。
風邪になってしまえば、治すことだけ考えればいい。
平常通り運行している体を、マイナスに転じないように気を使うより、
マイナスの状態をプラスの方向に押し上げようとするほうが、ポジティブだ。
風邪をひくと、すべての興味や、意欲が、停止してしまう。
物欲も食欲も、あまり積極的でなくなる。
それは意外と気持ちいい。
静まり返った夜明けの湖みたいだ。
動こうとすると苦しいけど、止まっていれば、苦しくない。
きのう、美容室に行った。
3歳くらいの子どもが、髪を切っていた。
もうおしゃべりできる歳の子だったのだけど、
帰りがけに、キャラクターのかいてあるキャンディーをもらうと、
まずそれをじっと見た。
そして口元に笑みが浮かび、
そして、ポコポコとジャンプし始めた!
そして、店の外にダッシュ!
言葉にならない喜びだったのだろうか。
嬉しさがそのまま動きに出るなんて、素敵だなあ。
どこかのおばあさんもパーマを当てていた。
自分の頭皮の疾患について語っていた。
美容師さんが「帯状疱疹ですか?」と聞くと、
「そうよ、帯状疱疹!そう。神経の病気なんだって。
帯状疱疹。帯状疱疹なのよ。帯状疱疹。
冬になるとひどくなるかもしれないっていわれたけど、あたしは大ジョブだったわ。
帯状疱疹」
と、大盛り上がり。
老人は老人で素敵だ。
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by syun__kan | 2008-12-30 19:11 | 日記 | Comments(0)

メリークリスマス

クリスマスイブだよ。
Hさんから、プレゼントをもらった。
何だと思う?
鼻毛カッターだよ。
電動で、よく剃れる。
刃を付け替えれば、まゆ毛も剃れる。すぐれもの。
鼻毛カッター。
鼻毛カッター。
キティちゃんの絵がデザインされているよ。
鼻毛カッター。
ィエア。
剃るぜ。
欲しかったんだ、これ!!!
さらば、鼻毛よ。
いままで。
いままで!!
よくもわしの男前を妨げてくれたな!!!
金輪際!!
金輪際!!
もう!お前とは!
おさらばじゃ!!
出て行け!!
Hさん、ありがとう。
愛のパワーで!!
鼻毛撃退!!!
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by syun__kan | 2008-12-24 23:37 | 日記 | Comments(0)

マリッヂ

わしは来年結婚することにしたので、結婚に興味がある。
この間買ったゼクシィ、まだあんまり読んでないけど、
「結婚」というイベントが、いかによくわからないものか、よくわかった。
何しろ今まで、結婚について真剣に考えたことなかったので、
目からウロコなことばかりだ。
身近な友人は軒並みまだ結婚する気配がないし、
何しろ、人の結婚式に出たことが、わしは一度もない。
そんなわしのつかんだ、結婚のよくわからなさを、今日は伝えよう。

まず、婚約指輪というものを、男性は女性に送る。
これは、特出して高価である。
ゼクシィによれば、
「以前は給料の3か月分と言われていたが、最近では35万円くらいが平均」なのだそうだ。

35万!!

なぜにそんなに高価なんだろう?
マルイの一万8千円のやつでは、全然ダメらしい。
35万円あれば、いろんなことできるよなあ・・・。
でもちゃんと買ったほうがいいのだろう。

先に述べておくけども、わしは今回結婚するにあたって、
「あえて」的な考え方で、パターン崩しの行動はとらないつもりだ。
わしは元美大生で、アートの魂を宿してはいるため、
「あえて」「しかしここで」的なことを常に考えてしまうが、
今回はやめる。
世の中がそうなっているのならば、その習慣がどんなに意味不明でも、従ってみる。
そうすることで、見えてくるものがあるはず。
この世界のヒミツを読み解く、一つの手がかりになるはず。
宇宙のヒミツは緻密なハチミツ。

ところで、結婚とは、とてもナルシスティックな面を持つ。
前述の指輪カタログにも、

『真新しいキャンバスに、
ふたりの大切な思いを“魔法のペン”で少しずつ描いていく。
「ふたりはどんなデザインが好きだろう・・・」
妖精たちの声がかすかに聞こえてくる。
「そうだ、ふたりには大きな未来へ羽ばたけるよう、
幸せの翼をつけてあげようよ」
想いが今ひとつのカタチになり、
ふたりは大きな翼を手に入れた。』

と書いてあった。妖精!?
普段の生活で、自分の周りに妖精がいるなんて思わないし、「妖精」という言葉を口にすることさえない。
それはわしだけでなく、みんなにとっても同じだろう。
でも、結婚するにあたっては、「妖精」とか言ってしまうことも許される。
自身の結婚について考える時のみ、人はナルシスティックなモードに切り替わるみたいだ。

そういう意味で、結婚式というものに馴染むのも、まだ時間がかかるかもしれない。
結婚式は、晴れ舞台なのだそうだ。
晴れ舞台というと・・・わしの中には、
「自分の能力を駆使して、掴み取るもの」という意識がある。
わしにとっての今までの晴れ舞台というと・・・
大学卒業のときに、彫刻科を代表して卒業証書を(マイケルコスプレで)受け取った時とか?
21世紀人展での展示や、規模の違いはあるが、グループ展など。
今では、美術の授業がうまくいったときなんかも、自分にとっては「晴れ舞台」と認識できる。
とにかく、晴れ舞台と言うのは、自分の能力を発揮したとき、あるいは誰かを楽しませたときにゲットできるもの、という意識だった。
選ばれし者のみが上がれる、誇らしい舞台。

しかし、結婚と言うのは、とくに努力したわけでもないし、誰かをエンターテインするためのものでもない。
でも、晴れ舞台なのだ。そういうことになっている。
そこが馴染めない・・・というか、消化しきれない恥ずかしさがある。
なにしろ、わしは渾身の力を振り絞って作った晴れ舞台でさえ、
一言誰かにほめられたら、恥ずかしくてうつむいてしまう。
結婚式なんてもししたら、どんな顔してればいいんだろう?

『人生のうちに起こる、あらゆる「まじめなこと」のうちで、
結婚は、もっともふざけたことだ』
という言葉がある。
でも、未知の領域なので、とても面白そうだ。
結婚を通して、見えてくる領域があるのだろう。
見えなくなる部分も、たぶんあるはずだけど。
美大を出たばかりのころは、まだ赤ちゃんだった。
教員になって、自分はただのボーイから、一つ成長したと思う。
せっかくだから、また一つ人間的成長を狙ってみる。
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by syun__kan | 2008-12-21 14:07 | 日記 | Comments(0)

ワイエス、ゼクシィ

コメント欄をしばらくのあいだ無しにしてたのだけど、
また有りにしてみました。
ので、よかったらコメントを残していってください。

今日はとても遊んだ。
渋谷・Bunkamuraに初めて行った。
アンドリュー・ワイエス展。とてもよかった。
今まで観にいった展覧会は、そういえばいつもヨーロッパの絵ばかりだったことに気づく。
ルネサンスから、ピカソまで、最近観たレオナール・フジタの絵も、
全部ヨーロッパの絵だ。
ヨーロッパは美術史が半端なく長く、昔の絵でも現代の絵でも、
全部その美術史の文脈上にあるものとして見えてしまう。
それに対し、ワイエスの絵は、アメリカンなので、
(アメリカの美術史はとても短いから、)
「歴史」というものからすごく身軽だった。
乾いていて、軽くて、ハードボイルドで、
ホットドッグみたいだった。村上春樹みたいだった。
完成品よりも習作のほうがはるかに良いのも、おもしろかった。

Bunkamuraのレストランで、一緒に行ったHさんと昼食を食べている時、
来年度から同居するための計画を話し合った。
Hさんと、「来年度から同居しよう」という話はよくしていたのだけど、
そのためにはどうしたらよいか?ということに、現実的に頭をめぐらせたのは、わしは初めてだった。
あれこれ考えた末、うちらは結婚する必要があるのではないか?ということに気づいた。
けっこう急に気づいた。
それで、帰りに「ゼクシィ」を買って帰った。
ゼクシィを買って帰ることになるとは。びっくりした。
Hさんと二人で、あたふたした。
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by syun__kan | 2008-12-14 23:40 | 日記 | Comments(0)

日々!HIBI

担当している美術の授業がうまくいくと、気分が良くなる。
先日の美術は良かったので、帰り際に寄った100円ローソンのレジのおばさんがマスクをしていたのを見て、
「風邪ですか?お大事にしてください」
と声をかけてしまった。訳がわからない。

要するに、仕事がある程度軌道に乗ってきたってことだ。
帰り際に寄った100円ローソンのレジのおばさんがマスクをしていたのを見て、
「風邪ですか?お大事にしてください」と声をかけることは、
わしにとってはものすごいことだ。
ノリノリもいいとこだ。
わしがもし、ティガーだったら飛び跳ねてる。
マイケルだったら回っている。
タマだったら腰を振っている。
石塚さんだったら、すごい食べている。
ケイン・コスギだったら、すごい走っている。

考えないうちに、体が動く。声が出る。
これすなわち、ノリノリ。
仕事現場でも、ノリノリでありたい。
考えないで、良い動きができるようになったら、その仕事場における一つの成長と言えるのだろう。

逆に美術がいまいち盛り上がらないと、次の週までずっと落ち込む。
アイム・ナイーブ。
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by syun__kan | 2008-12-10 20:01 | 日記 | Comments(0)

関口、跳ぶ

教育実習生のIさんが来ている。
Iさんは、体育大学に通っている、若くて、背が高くて、さわやかな、バスケ部のレギュラーだ。

ところで学校でスポーツテストがあった。
この日の種目は、立ち幅跳び。
生徒がみんな記録を測った後、担当の先生が、
「I先生に、見本を見せてもらいましょう」
ということで、Iさんがデモンストレーション。
Iさんは、腕を振り、さわやかな風を巻き起こし、びゅーんと跳ぶ!
2メートル45センチ!
生徒の記録よりはるかに良いので、みんな「おー!!」となる。
そしたら担当の先生が、
「それでは次に、関口先生にも見本を見せてもらいましょう」
ということで、わしまで跳ぶことに。
ええー、わしは多摩美術大学彫刻科出身。
バスケ部なんか入っていない。
高校時代は登山部と美術部をかけもち。
バスケットボールではなく、メディチの頭像を持ち運ぶ。
さわやかではない。
かといって渋くもない。
面白い感じ。というより、挙動不審な感じ。
でもしょうがない。跳ぶぞ。
エイヤ、と跳んだら、2メートル65センチ!!
体育大学のさわやかな先生よりも跳んでしまった。
得意になる、多摩美彫刻科卒業生。
イエーイ!
わしの時代が来た!!
でもその後、
「Iさんは、ほんとに本気で跳んだんだろうか」
と、気になってきてしまった・・・。
わしは、わしは、
大人げなかったのだろうか??
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by syun__kan | 2008-12-04 06:38 | 日記 | Comments(0)