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最近の好きな言葉
「コーラ振ります!!」

これは、衝動性の強い知り合いが、ある日ニコニコしながら言っていた。
興奮するぞ、面倒くさいことするぞ、という宣言。
素敵だ。堂々としている。
とても気に入ったので、わしも最近わけも無く、よく言ってしまう。
前回の日記のタイトルにもしてしまった。

「宇宙のグルグル」

これは、同居人のHさんが、よく言っている言葉。
遺伝子の中の、電子か何かの回転のことらしい。
万物は、このグルグルにより成り立っている。
そのことに思いを馳せれば、いろいろ面倒なことが軽く思えるらしい。
こういうおまじない的なキーワードを持っていることは、人生において大事だ。

「13番関口君、13番関口君、13番関口君、ハイ!ハイ!ハイ!!」

これはわしが、眠かったり、めんどくさかったりでグダグダしているときに、
自分を奮い立たせる、おまじない的な言葉。
大きな声で早口で言い切り、最後の「ハイ!!」と同時に手を挙げて立ち上がり、すぐに次の行動に移る。
13番は、中学の時の出席番号。

「ジャイアン死んじゃイヤん」

子どものころ、みんなが言っていたダジャレ。
このダジャレを聞くと、わしは死にそうなジャイアンよりも、
生まれ変わったピカピカのジャイアンを思い浮かべる。
ジャイアン新ジャイアン。
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by syun__kan | 2009-08-25 07:37 | 日記 | Comments(0)
コーラ振ります!!
夏が終わった。
あきらめよう。もう終わりだ。
今年はあまり暑くなかった。
夏が好きで、晴れが好きで、暑いのが好きなわしにとっては、不満の残る結果だ。
しかし、暑くて晴れたからと言って、わしは何するわけでもない。
海水浴も、プールにも、旅行にも行かない。
テレビで甲子園さえ見ない。
だけど、夏には、晴れていて欲しい。
晴れているべきだ。
一年中、夏ならいいのにと思う。
いや、夏だからって、何かするわけではない。
海水浴も、プールにも、旅行にも行かない。
スイカさえ食べない。
でも、夏が好きだ。
食べないけど、スイカという存在が好きだ。
植えないけど、ヒマワリも大好きだ。
暑くて、晴れていて、
世の中にスイカやヒマワリや花火が溢れているだけで、
ラウンドガールをたくさんはべらせている、王座防衛後のプロボクサーのような満足感をベースに生活できる。
夏が好きだ。もし子どもが生まれたら、
男でも女でも名前は「夏」にしよう。
海水浴も、プールにも、旅行にも行かないわしは、今年の夏に何したかというと、、
味噌汁を何回も作った。
作り方は前から知っていたが、日常的に、こう何回も作るのは初めてだった。
豆腐×玉ねぎ。インゲン×ジャガイモ。厚揚げ×大根。
なぜ味噌汁の具は、いつも2種類なのだろう?
1種類や3種類の場合もあるかもしれないが、
1種類では少ない印象で、3種類では多い印象になる。
そしてダンスを習った。とはいっても、まだ4回しか行っていないが。
今まで自己流で踊っていたが、初めてちゃんと教わった。
アップのリズムの取りかたと、ダウンのリズムの取りかた。
上半身を前後左右にずらす、アイソレーション。
久々に生徒の側になり、とても楽しくやっている。
ダンスの先生は、みんなきれいだ。
自分の体に向き合うと、きれいになれるのだろう。
それに関連して、わしは自分の加齢を感じた。
最近すぐに、筋を違える。
脚を開いて、前屈するストレッチをしたら、
いきなり左の背筋が吊って、数日間背中が痛いままだった。
部屋でごろごろしていて、寝やすい体勢を探してまくらを動かしていると、
あっというまに寝違えた。
とにかくわしの体は、筋肉関係はどんどん柔軟性を失い、
内臓や皮膚も、少しずつだけどはっきりと朽ちていっていた。
そうしたこともあって、体と精神の関係?みたいなことにぼんやりと興味が向きはじめた…まだはっきりと形作ってはいないけど。
それをきかっけにして、芸術系のことについて考えたりもした。
ジュンク堂で見たある雑誌の表紙が、永作博美だった。
本文中には、ヨガをやっている永作さんの写真があった。
その写真は、ものすごく雰囲気があって、いい写真で、わしはその数点の写真を手に入れるために、その雑誌を買おうかと一瞬迷ったくらいだ。
そこでは、永作博美という人物は、ものすごく神秘的で、霊感さえ漂っていた。
でも、これはずるい。あたかも、内面まで美しいようじゃないか。
だって、本物の永作さんは、べつに全然神秘的な人物じゃないかもしれないし、
性格的に嫌な面を持っている可能性だって全然ある。
でも、雑誌に載っている永作さんは、文句無く神秘的なのだ。
これがファンタジーの、特権的な部分だ。
表現を仕事にする上での、他の仕事には無い魅力だ。
自分にフィルターをかけられる。
完璧な物は、たとえ完璧な人間じゃなくても作り出せる。
やっぱり、アートは素敵だと思った。
そして、マイケル・ジャクソンが死んだ。
わしは追悼関係の書籍を、迷いながらも結局17冊購入した。
これからは、マイケルが作り出すはずだったファンタジーを、私たちが作っていかなければならない。
わしにとってはあたかも、1984から1Q84に紛れ込んでしまったような、マイケル抜き世界への移行だった。
そして、群馬に帰省して、館林の大きな美術館に行った。
ポンポンという、動物の作品で有名な彫刻家のアトリエを再現してあったりもした。
田舎は、土地がダイナミックに余っている。
東京と比較した利点は、主にその一点に尽きる。
もし、大きな彫刻を作りたい人がいたら、やはり都会の真ん中では難しいのだろうな、と思った。
それらのことを総合して、わしはやっぱり今年の夏も、これからどう歳をとっていくかを考えることができた。
夏は、一年の変わり目ではなく、一年のど真ん中であるが、
わしは毎年夏に、いろいろな更新を行っている気がする。
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by syun__kan | 2009-08-23 23:16 | 日記 | Comments(0)
落ち込んだこと
ひとつ真剣な物書きをしていいだろうか。
というか、グチを書いてしまうことを許して欲しい。
わしは今、はっとして、驚いて、戸惑っている事項がある。
それは、自分の加齢と、体の衰えだ。

教育関係の本で、思春期についての記述を読むと、たいてい
「思春期は、自分の体の変化に戸惑い、不安になる」
と書いてある。

わしは自分の思春期のことを思い返してみると、
いろいろめんどくさい事象はあり、たくさん踏んだり蹴ったりしたものの、
「自分の体の変化に戸惑い、不安になる」ことはなかった。
たぶん、まだ自我がなく、無意識的に生きていたのだろう。
わしは、一般的な水準よりも、無意識で生きていた期間が長く、自我が訪れるのが遅かった気がする。
そんなわけで、わしは自分の体に第二次性徴的な変化が表れても、
自分を客観視することがなく、不安や戸惑いも感じなかった。
みんなは「自分の体の変化に戸惑い、不安に」なっていたのだろうか?

むしろ今、わしは戸惑っている。
一般的な人は、戸惑わないのだろうか?自分の加齢に。
社会人は、夏休みが短くて忙しいから、戸惑わないのだろうか?

わしは職業の関係で、一般的な社会人よりも長い夏休みがある。
休みに入って、数日間は、何もできずに倒れていた。
我ながら、繁忙期の、わしの仕事は、ハードだ。消耗度が高い。
積もり積もった疲労を回復するのに、しばらくの「何もしない日」は、必要だった。
そのうちに、7月の31日になって、わしは26歳になった。
そして、頭と体が回復すると、わしはかねてから興味のあった、ダンスを習いに行ってみた。
そこで、ストレッチをした。
そして、股関節のストレッチをしているときに、自分の足の裏を見た。手指も見つめた。

自分の足の裏や、手指を見つめるのは、いったい何年ぶりなのだろう?
仕事をしている期間は、自分の足の裏や手指など、ゆっくり見つめることはない。
仕事をしている期間は、なにしろ忙しい。一日6時間寝れない。
朝5時半に起きて夜中に寝付くまでの間、無駄な10分間が一つもない。
こうして、夏休みに入ったからこそ、わしは自分の足の裏と再会した。
その足の裏は、カサカサしていた。カカトの部分が特に。
手指は、前よりももっとしわが増えているように感じた。
そう、わしの体には、加齢が表れていた。
同じ部屋でストレッチしている、ティーンエイジャーの女の子とは、明らかに在り方そのものが違うのだ。

このところ、他にもわしは自分の体の変化を感じていた。
体が野菜を欲している。
野菜を摂ることなど、あまり気にせずに生きてきたが、このところ、意識が自然に、野菜を摂ることに向かうようになった。

そして、自分がくさい。
体臭が、前と違うにおいになった。強くもなった。
これは、中学生の頃からたまに検査で引っかかっていた、わしの腎機能に関係しているのかも知れない。

そう、わしの体は、ゆっくりと下り坂に入っていた。
もちろん、その傾向がとっくに始まっていることは知っていた。
人の肉体は、20歳くらいがピークだろう。身長も、その時期に伸び止まる。
精力的な部分は、思春期が山場だ。
それらのポイントを越え、わしの体は基本的には、後はしぼむだけ。なのはわかっていたが。
でもここ何年かは、わりと適度に体を動かす仕事をしていたし、
体力的には、衰えていない気がしていた。
ある部分では、それは当たっているのだろう。
でも、知らない間に、気づきにくいところから、わしの体は緩やかに、おしまいに向かい始めていたのだ。

そんな些細なことで、なにを悩んでいるのだ?と思われるかも知れない。
大したことないじゃないかと。
しかし、わしにとっては、全ての物事において、五体満足が前提だったのだ。
何かをするときに、体のことを気にしなくて良い。これが売りだった。
確かに、20歳過ぎから、思わしくない兆候はあった。えらく風邪をひきやすかったり、他にも諸々と。
それでも、気にしないようにして、やってきた。
作品の制作も、就職も、その五体健康の前提の上に成り立っていた。
ところが、ごまかしがきかなくなってきた。
とりわけ、体臭に関しては、変化が明らかであり、
ずっとこのままなのかと想像すると、がっかりする。
なので、わしはけっこう落ち込んでいる。
加齢の表れや、体の不具合が、すぐに制作や仕事に影を落とすわけではないが、
それらの要素は、わしに、残り時間を意識させる。
わしはナイーブだ。ボディソープのようにナイーブだ。
わしは26歳になった。20歳ではない。
未確定要素だったことは、どんどん確定事項になっていく。
わしは、未確定要素の事を考えるのが好きだ。自分の未来のことを考えるのが。
ところがこのまま、未確定要素が減っていくと、
やがてわしは「今」と「過去」しか語れなくなる。
「未来」とは、掛け値なしに美しい。
例えば子どもは、膨大な量の未確定要素、つまり未来を含有している。
だから、無条件に美しい。
例えば、夜明け前に、10歳の子どもが、
親に気づかれないように家を出て、自転車に乗って旅に出る、という情景があったとする。
それって、美しいよね??
わしは、この世でもっとも美しい情景の一つなんでないかと思う。
「夜明け前」も、「子ども」も、未確定要素がたっぷりだからだ。
わしは、そういうものを、美しいと見なしてきた。
もちろん、そればっかりが美しいわけじゃないけど、「もっとも美しい」のは、そういうものだと思っていた。
(ここでは、家に置いていかれた親は、美しくないものとして扱われているのだ)

もちろん、自分がどんなに歳をとり、未来の割合が減ったとしても、
「未来のある、美しいもの」を、作品として表現することはできる。
でも、美しい物を作る前に、自分自身が美しくありたい!
自分自身が、夜明け前の少年でありたい!

希望を語りたい!!!!!!!!!!
わくわくしたい!!!!!!!!!!!

わしは人と、未来について語り合いたい。
今と、過去についてだけ語り合って、盛り上がれる人が、理解できない。

ハンデや年齢を乗り越えて、美しく活躍する人というのは、いる。
たくさんいる。思い出そうとすれば、たくさん思いつく。
そういう存在は、昔から知っていたけど、その人たちの状況や心理を、深く考えたことはなかった。
わしはこれから、本格的に、そういう人をつぶさに分析し、参考にしていく必要があるのかもしれない。
そうやって、どうにかして、胸張って生きれる道を探していくしかない。
希望を持ち続けるしかない。

ただ、今はちょっとの間、落ち込んでいていいかな。
無駄な落ち込みではない。現状を確認したことによる、一時的なショックだ。
このままずっと落ち続ける訳はない。また必ず上がる。
とりあえず、足の裏と再会できた夏休みに感謝しよう。
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by syun__kan | 2009-08-12 18:01 | 日記 | Comments(0)
今夜はイート・イット
ある夜、
その日は、わしの26歳の誕生日だった。
Hさんが、原宿の店に連れてってくれて、シュラスコというブラジルの料理をご馳走になった。
牛の体の、あらゆる部分を切り取った肉片を、長い長い串に刺したお店の人が、
フロアをうろうろしていて、
テーブルに来て「いりませんかー」と声をかけてくる。
「クッピンいかがですかー」
「ローストビーフいかがですかー」
「スペアリブいかがですかー」
ください、と言うと、肉片をナイフで切り取って分けてくれる。
食べ放題なので、際限なくやってくる。
それを受け入れ続けると、すぐに消化器官が飽和する。
酒池牛肉林、悪夢のようでもあり、少年時代の夢のようでもある。
最近は牛肉が高価なので、ほとんど食べていなかったが、
この日だけで、牛肉の味を思い出し、慣れ、そして飽きた。
もう、牛肉は、一年くらい食べなくていい、というくらい、満腹になったが、
翌日には思い出したくなって、また牛肉料理を食べてしまった。
要するに、とても美味く、嬉しい経験だったのだ。

またある夜、
仕事から帰ってきて、もう夜遅く、これからご飯炊いておかずをつくる元気もない。
かといって、最近外食がやや多かったので、今日はなるべく自炊したい。
こんな時は、そう、焼きそばだ・・・。
家にいくつか野菜はあったはず。麺だけ買って帰ろう・・・。
塩焼きそばにしたかったが、ソース焼きそばの袋しか売ってなかったので、
まあいいか、ということで、ソース焼きそばの袋を買って帰る。
家で具材を炒めようと思ったのだが、
メンツがほうれん草、もやし、しめじ、ベーコン・・・
この人たち、ごま油とソースで炒める、という感じじゃないな・・・バターと塩コショウのほうが、合うだろう。
ということで、わしはバターで具材を炒めはじめたのだった。
そう、これは、商品に付属している粉末ソースを使わず、自宅の調味料で塩焼きそばを作ろうという挑戦だ・・・。
何気なくはあるが、挑発的かつ野心的な挑戦だ。
もう後戻りはできない・・・「やっぱりやめた、粉末ソースを使ってソース焼きそばにしよう」ということは、もうできないのである。
なぜなら、わしはすでにバターで具を炒めている。
バターと粉末ソースは、どう考えても合わない。
もし、うまい具合に塩焼きそばができあがらなかったら、悲しい晩餐になる。
しかし何しろ、具材のメンツがほうれん草、もやし、しめじ、ベーコンだったのだ。
バターで炒めよう、という決断をわしが下したのは、ごく自然なことだ。
例えば店番しながら、BGMでジュディ・アンド・マリーを流しているとき、
村上春樹と田原俊彦とデーブ・スペクターがお客として入ってきたら、
わしはBGMをマイケル・ジャクソンに変える。
それと一緒だ。生活に臨機応変さは必要だ。
フライパンに麺を突っ込み、塩とコショウを振りかける。
味見をしてみるが・・・薄い!
このままだと、また「サムシング」ができてしまう。
ちゃんと「塩焼きそば」にしたいんだ、わしは。
そう思い、必死に塩とコショウを振りかけては、味見!
ちょうどよくなった。しかしあと一歩!何かが必要だ。麺どうしのすべりを良くする何か・・・。
そうだ、卵黄!
ということで、焼きそばを山状に盛り付け、わしはてっぺんに卵黄を乗せたのであった。
食べると、悪くなかった。ちゃんと塩焼きそばになっていた。
わしは、「塩焼きそばの袋が売ってなくて、ソース焼きそばの袋しかなくても、塩焼きそばをあきらめる必要なんてない」ということを、この日証明した。
何だか感動したから、もう一度書いておこう。

「塩焼きそばの袋が売ってなくて、ソース焼きそばの袋しかなくても、
君は塩焼きそばをあきらめる必要なんてない。夢だけは捨てないで」

夕食の後には、たまった洗い物を片付ける必要がある。
重なった茶碗の上から、水を注いで、
心の中で「シャンパンタワー」とつぶやいた。
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by syun__kan | 2009-08-04 18:19 | 日記 | Comments(2)



現代芸術家、関口光太郎の日記。
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