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いききるるる
奥さんは鬱であるが、さらに飼っていたフェレットが死んで、
絵に描いたように最悪な精神状況であった。
それが、1週間くらい前の話。
今は、徐々に安定?回復?してきて、少しは危機を脱した感がある。
しかし、「真っ暗森」が波を作ってやってくるのは相変わらずで、
よく無力感にのしかかられている。
「自分は何の役にも立ってない」とか、言っている。
そんなしけたこと言うなよベイベー。
役に立つとか、そういう仕組みなんてないさ。
わしだって、働いてるけど、対価をもらってるから、プラマイゼロだ。
何かで誰かが優勝したって、喜ぶ人もいるけど、
同じくらい悔しい人も生むから、これもプラマイゼロだ。
なんにもしないことと、変わらない。
本人は不本意だろうけど、周りにとっては、別に同じことだ。
わしは朝5時半に起きる。
奥さんはパンにチーズを乗せて焼いてくれる。
わしはこの間、安かったから買ってしまった、すごくまずいインスタントコーヒーに、
クリープと砂糖を入れて、「まっず!」と言いながら飲む。
奥さんは、それを見て「飲まなきゃいいのに」と言う。
奥さん、現実問題として、あなたがいないと困る。
まずいコーヒーを飲む瞬間を、どうにかしてくれるのは、大事なことだ。
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by syun__kan | 2010-06-29 23:19 | 日記 | Comments(5)
すすすむむむむ

YMOの、「千のナイフ」という曲が好きだ。
前進する感じがするから。
進むことは素敵だ。
速すぎるのは、好きじゃない。
速すぎると、何かを見落としそうで恐い。
いや、速く進む奴は、あえて周りを見落としているのか。
前だけに集中することが、一番の近道なのか。
キーーーンって。
徒歩の速さで進む方が、周りが気になって大変かもしれない。
色んなものに引っかかるかも。
引きずることになるかも。
乗せることになるかも。
重くなっても、止まっちゃだめだ。
進まないと。
「千のナイフ」は、徒歩の速さで、途切れずに進む奴のカッコよさを表現した曲だと勝手に思う。

道のりは=速さ×時間。
これを、みはじの公式という。算数の時間に習った。
大学のころ、みはじの公式をテーマにした「みはじ展」というグループ展をやった。
時間=道のり÷速さ。
これが人生の全てに思えたからだ。
わしは「道のり」を担当した。
友人の三宅氏は「速さ」、戸坂氏は「時間」を担当した。
あの展示は、本当にめちゃくちゃだったけど、楽しかった。
やれやれ、思ったより複雑だった、人生は。
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by syun__kan | 2010-06-24 22:50 | 日記 | Comments(0)
200万円
今年の夏は、久々に制作する。
岡本太郎賞に応募して、200万円をとるのだ。
そのための作品の構想を練る…。
ただの作品じゃだめだ。
優勝に相応しくないと。
大きいほうがいい。
4メートル以上。
でも規模を広げすぎると、ひと夏で仕上がらない。
地元で作れる範囲。
いくつものアイデアが浮かんで消える。
手、
地面にさかさまに突き刺さったマイケル・ジャクソン、
ドライヤーで髪を乾かす奥さん、
自転車で走る少年、
強風の中、自転車で立ち止まる女子高生、
人の形に立ち上がる街、
耳をふさいで笑う自閉症児、
踊るビル、
絵柄が飛び出たTシャツ、
夜に散歩するネコ、
3人組のバンド、
映画の看板、
トロフィー、
ベビーベッド、
スペースシャトル、
どれも決め手に欠く…。
つかまりそうでつかまらないネコをつかまえるために、
距離をはかって慎重に近づく。
みたいに、構想を練る。
繰り返すが、200万円に相応しくないといけない。
絶対的なヒーローに対する、カウンターカルチャー的な魅力を持った作品ではだめだ。
優勝に相応しいのは、やはり絶対的なヒーローなのだ。
例えばゴッホの、「星降る夜」のような。
過去の受賞作品の傾向を踏まえつつ、去年の受賞作品に似ていてはだめだ。
わしは去年、一昨年、全然制作する気など起きなかったのに、
どうして今年は、作る気満々なのだろう?
よくわからないけど、タイミングが合ったのだ。
頭の中で、ジェームス・ブラウンが「アイム・バック!」と叫んでいる。
生まれてから今まで、考えてみれば、
生活環境は3~4年周期で変わってきた。
3~4年ごとに、新しいことを始める。
そろそろ、その時期なのかもしれない。
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by syun__kan | 2010-06-11 22:34 | 日記 | Comments(2)
宙空を見つめる
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幼稚園年長のときに、公開されたのが映画「ゴジラvsビオランテ」。
これは要するに、人生最大のカルチャーショックだった。
人の手によるサムシングに、初めて感動した瞬間だったから。
花の形のビオランテが、芦ノ湖に姿を現すシーンとか、今見ても、倒錯してて最高。
怪獣は何気に一種の彫刻である。
別の映画だけど、ギャオスが東京タワーに巣を作るシーンもセクシー。

最近、何かある程度大きな作品を作ろうと考えていて、
イメージをしようとしてよく宙空を見つめる。

わしも、小さいころに見たビオランテやギャオスのような、
永遠に消えない傷を作りたいなあ。
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by syun__kan | 2010-06-06 00:35 | 日記 | Comments(0)



現代芸術家、関口光太郎の日記。
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