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上腕二頭筋
土曜日は学校行事だった。
追いかけてくる一週間の疲労からタッチされるのを嫌がって逃げる鬼ごっこのように突っ走って一日を終え、
つまづいてつんのめって布団に倒れこんで寝た。

日曜日、7時、アラーム。
凄まじく眠い。
しかし赤ちゃんの生活リズムは崩さないほうが良いらしいので、
寝坊したりせず。

それに、奥さんが美容院の予約を10時に入れている。
ママは、赤ちゃんから片時も離れられないので、一人で出かけることができず、
よって美容院に行くこともできず、
奥さんの髪の毛は過去最大の長さに。

ついに今日、わしの日程が空いたので、わしが生後5ヶ月のボリさんをマンツーマンで子守し、
その間奥さんは、前日までに散々インターネットでいろいろと髪型を見て、
わしと相談して決めた、いわゆるミディアムヘアの、
(わしはちょっとAKBのぱるるっぽいと思っている、)
写真をコピー用紙にプリントアウトして、美容院へ出かけた。

わしは、育休の約3週間はわりとよく面倒見たものの、仕事復帰してからはめっきり土日のみしか絡まなくなっているボリさんと、
久々?いや、初めてのマンツーマン3時間。
とりあえず抱っこひもに入れて抱っこし、犬の散歩へ。
散歩は好きなボリさん、機嫌良く、そのうち寝る。
時間稼ぎ?に、みっちり散歩。
帰ってきて、
「小さいうちから上質なエンターテイメントに触れさせれば感性が育つかも?」
なんて考えて、
一緒にyoutubeでマイケル・ジャクソンのヒストリーツアーを見る。
わしも一緒に歌うと、膝の上でわりと楽しそうなボリさん。
しかし3曲目くらいで飽きて、ぐずりだす。
やはりヒストリーツアーは口パクが多いから飽きちゃうよね、
バッドツアーかデンジャラスツアーが良かったかな、などと言いつつ、今度は、
最近開発した、前向き前抱っこしてボリさんの股越しにわしが自分のTシャツの裾を掴んでふんどしのようにして浮かせ、
歌いながらぴょんぴょん跳ねたり揺れたり鏡に向かってぐぐぐっと近づいて見せたりする、
まあ文章だと伝わりづらいけどそんな感じの遊びをして間を持たす。
その後は布団部屋に行き、「ひこうき」や、
天井からぶらさげてあるライオンの人形のライビョンさんや、イケアで買ってきたリーズナブルなキツネのぬいぐるみさんの力を借り、間を持たす。
そこでようやくミディアムヘアの奥さんが帰ってくる。
泣かずに済んだぜ、ふー!
奥さんに「泣かなかったよ」と余裕ぶって報告する。
奥さんは、「あ、そう。よかった」と言ってミディアムヘアをなでる、
その腕に、ここ数ヶ月の毎日の抱っこで硬くなった上腕二頭筋が見える。

午後は買い物など。
曇天で、疲れもあり、わしはだんだん滅入ってくる。
やだな、最近回復したのにまた不調に戻ってしまうのか?
何も楽しいと思えないような、あの感じに、戻りたくないなあ、と考える。

月曜日、代休で仕事はお休み。
奥さんとボリさんと病院へ行く。
しかし大変待たされて時間がかかり、それで大体一日終わってしまった。
夜はボリさんと風呂。
最近人見知りが始まり、わしと一緒に風呂に入るとぎゃんぎゃんに泣いてしまうボリさん!
最初の3週間は毎日わしが洗ってたのに!
あの幸せな風呂タイムをもう一度!

火曜日、5時半に起きる、今日から仕事。
あわただしく出かける準備をするが、ボリさんが「きゃはは!」とか笑っているとつい足をとめて顔を覗き込み、

「ボリさん、行ってくるよ!またね!2日間楽しかったよ!」

と思わず話しかける。
2日間、特にこれといって派手なイベントは無く、地味なスケジュールだったけど…
それでも、とにかくボリさんと過ごせれば、それで楽しいらしい。
滅入っていた瞬間もあった気がしたけど、今思い返せば、ボリさんと過ごした時間は、楽しいんだ。
そう思って、

「特にレジャーしなくても、ボリさんと過ごせれば楽しいんだな」

とつぶやくと、奥さんには

「土日に会うだけだからだよ!」

と言い返された。
その腕に引き締まった上腕二頭筋。
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by syun__kan | 2014-05-28 00:02 | 日記 | Comments(0)
サブ自分
このブログも6年くらいになるだろうか。
平均して週一回日記を書くことを、これだけ長くやっていると、バロメータとなる。
自分の調子のだ。
心に余裕があって、うきうきしているときは、書きたい事象がポンポン浮かぶ。
反対に、心身に余裕が無いときは、面白いこと何も浮かばない。
そこいくと・・・この1、2ヶ月くらいかな?は、明らかに、落ちてたわな。
浮かばないんだ。何も。
というか落ち込んでいたんだ。
何も楽しいと思わん。そんな時間もあった。
何でだろう?わからない。
しかしわしは、わりとよく知っている。
鬱というものを。

奥さんがほんとうにしょうもないブラック会社に就職して鬱になってコタツ&布団の住人となり、
その後数年かけて今の状態まで戻ってくるまでの過程を、見てきた。

わしも職場が嫌だとか、そういうことじゃない。
言いたいことは、
要するに、置かれた環境によって、人の精神なんて、どうにでもなってしまうということ。
これはほんとにそうなんじゃないかな。
ひたすら何かやって、でもひたすら悪い結果ばかり出たとしたら…
そんな環境でも、どんな状態でも、絶対に鬱なんかならないぜっていう人は、いないと思う。

だからわしだって、場合によっちゃ、鬱になることも有り得るだろう。
ならないよう、自他を調整してコントロールすることはある程度可能だろうけど。

まあ、ここ最近のわしっていうのは、鬱になるとか、そこまで大げさな状態じゃない。
大した理由があるわけでもない。
何か落ち込んでいただけさ。

わしは、必死にもがいた。
何とかしてテンションを上げようとした。
仕事はできる。責任感というものがあるから、テンションが落ちていたとしても、
必要分の仕事をして帰ることはできる。
しかしだ、心の余裕が無ければ、アートなんてできない。
事実…再来年春くらいに向けて制作を進める計画があるのだけど、
いいアイデアが浮かぶのか?こんな精神状態で本当に実行できるのか?
アーティストとしての自分を召喚できるのか?
すごく不安だった。

わしがもがいてやったこと…

暗黒期の新日本プロレスを復活に導く立役者的な活躍をしたプロレスラー・棚橋弘至の著作をわざわざ奥さんに買ってきてもらって読んだ。

好きな言葉を思い出して頭で念じた。

「止まるな動け。止まるとにごる。止まっているときに考えたことなど意味はない」と念じた。

1971年、全盛期、テンションの化身になったようなジェームス・ブラウンのライブアルバムを毎日聴いていた。

その他…YMOのライディーン、筋肉少女帯のサーチライトなど、「目の据わった感じのテンション」の曲を頭に念じて自転車を走らせた。

妻子持つ30代、もっとしっかりするんべきでごぜんやす!とか考えたりした。

いかに自分がヤワな人生を送ってきたかについて、思いを馳せたりした。

自分より明らかに大変な人生を送っている人…例えば発展途上国の人とか…に思いを馳せ、自分なんか超恵まれてんだから元気出すのが義務やろ!と思ったりした。

元気だったわしが、欝だった奥さんを元気付けたエピソードを思い出したりした。

それらの成果は…一時的にテンションは上がる。
「大丈夫、上がった。もう元気になった」
と、自分に言い聞かせるように奥さんに話す。
しかしそれは小さな波で、長期的な波ではやはり大きな谷の中。
すぐに元に戻ってしまう、その繰り返し。

ついにわしは、「厄払いに行こう」と言い出した。
21_21デザインサイトの、佐藤卓さんディレクションの「コメ展」(すっごくおもしろいよ!)を観に行くついでに、
六本木の神社に行こうと。
しかし出発したはいいが、奥さんの大切な、パスコのシールを集めてもらったリサとガスパールのエコバックを地下鉄六本木駅で落としてしまい、
紆余曲折を経て見つけ出せたのだけど、
まあなんかそれどこじゃなくなってその日は神社なんか行かずに帰った。

しかしだ…生後4,5ヶ月のボリさんの笑顔を見ても、何とも思わなかった日は、真剣にどうしようかと思った。

おまけに体調も崩した。
熱出してその後声が2週くらいガラガラ、夜の咳が止まらなくなったり、
胃腸の調子を崩して固形物が食べられなくなり、
口の中にでっかい血豆ができたり。

ある日…ついこの間のことだ、わしは、景気づけに、

「全てを愛で、包み込んでやるー!」

と叫んだ。
「全てを愛で」のところでぎゅっと自分の腕を抱く感じに縮こまり、
「包み込んでやるー!」のところでバッと開く。
その日は、それで乗り切った。

何かそれが、けなげに思え、少し笑えてきた。
この1,2ヶ月を思い出す。
思えば必死にもがき、少し上がってはまた下がるの繰り返し。
笑える。
そう、笑えたのだ。
もがくわしを、客観視する自分が現れた。自分の顛末を鑑賞して笑えた。
思えばそれがきかっけだったか?
他にもきかっけはあったかもしれないが、サブの自分が現れたことは、大きかった気がする。
復活してきたのだ。
瞬間的でなく、本当の復活。
心に余裕が出てきた。遊びが出てきた。花が咲いてきた。
良かった!!

仕事に臨むこと自体が喜びを帯びた。
生きること自体がスピード感を上げた。
ボリさんはもちろん無条件に感動的にかわいい。

仕事の帰り際、上司と雑談したついでに、つい、携帯の待ち受けにしているボリさんの写真を見せて「かわいいでしょ?」と話した。
「ああ、この時期ね、たまらないよね」と応じてくれる上司。
そこで、
「お前!なんて普通のことをしているんだ!」
という声がした。
それは、その状況を客観視する、久々に現れたアーティストとしてのサブ自分だった。
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by syun__kan | 2014-05-16 23:33 | 日記 | Comments(0)
ヒア・カムズ・ザ・サムシング

家でボリさんを腹の上に乗せて、ごろごろしていた。
今日でボリさんはめでたく生後5ヶ月を迎え。
奥さんはパソコン内の写真を整理していた。

奥さんのパソコン内には、今まで撮りためた膨大な量のボリさんの写真から、
ベストショットを選んだフォルダがあるとのこと。
わしはそれを、スライドショーで見ようと提案した。

どうせならBGMもつけようと、ビートルズのヒア・カムズ・ザ・サンをリクエストする。
この歌は、ボリさんが生まれた日に頭に浮かんでわしが口ずさんでいた思い出の歌だ。
パソコンで流しながら、家族3人でごろっとしながら見る。

最初は生まれて取り上げられて泣いているボリさん。
産着にくるまれているボリさん。
今とは全然違う。
すごく小さいし、時々しか目を開けなかった。
目を開けているときは開眼タイムと呼んだものだ。
いつの間に、いつの間にこんなに大きくなった。
退院して家に運び込まれたボリさん。
おくるみに入れて抱っこし、
起こさないようそのまま置いておくるみ入りのまま寝かしたものだ。
奥さんとボリさんが並んで寝ている。
ふたりとも片腕を上げて同じ体勢だ。
最初の一ヶ月は、わしは冬休みを挟み込みながら育休を取り、とにかく何とかした。
かけがえのない日々だ。
一日10回以上、排便し、奥さんとわしはオムツを取り替えたものだ。
今では大便は一日一回だけ、場合によっては二日くらい溜め込んだりする。
クリスマスにチーズフォンデュをして祝った。
一ヶ月経ってお宮参りした。
大雪が降ったあと、雪景色の中散歩した。
画面の中でだんだん大きくなり、現在の大きさに近づくボリ。
100日経って、おくい初めした。
鯛のおかしらとのツーショット。
この辺りで、新生児用のオムツから、Sサイズに移行したんだったっけか。
現在のボリさんなど、もうMサイズを使用している。
早いものだ。
初めは母乳を吸う口の動きしかできなかったのに、できることがだんだん増える。
反射で掴むのではなく、掴みたいものを掴むようになった。
目で見て対象を追うようになった。
いつできるようになったんだっけ?
忘れている。
たかだか5ヶ月なのだが、その記憶を辿るだけでなんだか泣けてくる。

その辺で、ヒア・カムズ・ザ・サンは一曲終わった。
PCというものは意のままに操られるべきもので可能な限りの機能を人類に提供すべきと考えている奥さんは、
曲をリピート再生させるために、設定を変えようと、パソコンをいじり、スライドショーをいったん止めた。

わしは待つ、
そこで一抹の効果音があった。
文字に表すなら「ドドドドド」という感じ。
同時にわしはボリさんを抱く手に、何か新たな感触を得た。
わしは、

「これはヒア・カムズ・ザ・サムシングだな」

と口にした。
二日ぶりのだ。
前からも溢れている。Mサイズの。
ものすごい。これはすごい。
XLと言ってよい。
体の下半分がサムシングになってしまった。
中止だスライドショーは。
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by syun__kan | 2014-05-11 22:19 | 日記 | Comments(0)
しかしの多いオフ
ハンバーガーは好きだけど、
しかし一日三食ハンバーガーが一週間続いたら、さすがに嫌になる。
ベーコン、チーズ、アボガド、等、
挟むものをマイナーチェンジしながらだったとしても。
そしてこれは比喩であって、
実際にわしはハンバーガーを食べ続けたわけではない。
このたびのわしが陥った「一日三食が一週間」的なことは、
要求されることだ(と言っただけでたくさんの大人たちの共感を得られるんじゃないか?と踏んでいる)。
一週間どころではなく、数ヶ月…一年位か?

仕事中は、当然、成果をあげることを要求される。
家に帰れば、奥さんやボリさんの要求に応えようとする。
「何を言う、おぬしは新聞とガムテープで好きなもの作ってるじゃないか!」
と言われそうだけど、
フラッと制作して人に何らかの感慨を与えられるような天才ではまったくないため、
アートするときは、それはもう食うか食われるかの戦いで臨んでいるので、
リフレッシュにはまったくなっていない。
逆だ。相当なストレス。
天からの、というのは大げさだな、
内外からの要求を受けて制作する感じだ。

しかし何だか最近弱ってきている自覚があったので、
これは要求され続けているからなのでは?と仮説を立て、
連休中という良い機会でもあり、
今日は誰にも何も要求されない一日を過ごすことにした。

だらだらするぞ、だらだら!
この日記もだらだらだぞ!
誰かが読んで面白いかとか、そういうのも気にしない。今日はオフなんだから。

しかし、ハンバーガーはやはり好きなので、
朝、もうすぐ5ヶ月のボリさんが寝転がっていると、かわいいので添い寝してごろごろしていると、
半日が過ぎていた。
このまま一日ボリさんとごろごろしようか…という考えが頭をかすめる。
わしはボリさんを離れることが理論上可能だが、
一定時間ごとに母乳をあげなければいけない奥さんは、ほぼ片時も離れることもできない。
奥さんが一人で出かけられるのなんて、ずーっと先の話だ。
そういう奥さんへの遠慮もある。

しかし断ち切った。
1時半ごろ、わしは一人で電車に乗った。
「一日ごろごろしていようか…」という考えが浮かぶこと自体、
弱っている証拠と言うか、何というか、良くない。
思い切りが悪くてアートの風上にも置けない。

しかし何をすればいいのか?一人で何をしたいのか?
以前は「あれを見たいこれが欲しい」とか、いろいろあったと思うけど、
なんだかそういうアンテナが、もう畳まれていたようだ。

曇りだったこともあり、わしはすぐに居眠りした。
池袋に着く。

わしは、
「新宿駅の東口と西口をつなぐガード下の近くのいかがわしいTシャツ屋さんでマイケル・ジャクソンのTシャツを買う」
を一応の旅の目的にして、山手線で新宿に。

ガード下を歩くとき、地面に、小さい、オレンジ色のクマのキーホルダーが落ちていた。
何だか美しい風景に思えたのだけど、どうすることもできない。
例えば写真家でカメラを常に持っているような人であれば、一発スナップを撮って、
この素晴らしい休日の断片を生け捕りにできるのだろうけど、
わしはそういうタイプのアーティストではない。
というかこの程度の美しいものならば、一定時間街を歩けばいくつも目にする。
いちいち覚えていられない。
さみしいことだ。
いや、それらは一つひとつのつぶつぶ…錠剤のような記憶としては残らないけど、
しかし溶けてぼんやりとした色合いになって頭に残るのだろう。
日記にでも書けばつぶつぶのまま残せるかもしれないな、しかし家まで持ち帰れるだろうか。
みたいなことを考えたため、忘れなかった。
クマのキーホルダーの情景は。

ガード下のTシャツ屋さんは今日も変わらずいかがわしく、
いい加減な店員さんがごちゃごちゃした店内で毒々しい色合いのマイケルTシャツを売っていたので、購入した。

しかし少し先にある同様のいかがわしいTシャツ屋さんに、これまたいかがわしい別のマイケルTシャツと、
オレンジ色の素敵なビートルズTシャツを見つけてしまったので、困る。
経済的に、3枚も買うことはかなり躊躇された。

そこで奥さんから、
「吉田戦車さんの『まんが親』の最新刊買ってきて」
という内容のメールが入る。
わしはTシャツへの未練を引きずったまま、紀伊国屋書店に向かう。
しかし探し方が悪いのか、コミック売り場を見つけられず。
書店を出てふらっとしているところに、いつの間に開業したのか?
ブックオフを発見して入店し、ぼやっとする。

思えば最近、文化的な探究心から遠ざかっていた。
ブックオフにいながらして、何も欲しいものがない。
何か欲しいんじゃなかったっけ、と思いながら売り場を見る。
しかし欲しいものがないというのも、お金がかからなくて良いではないか。
しかしそれでいいのか。
しかし写真集等、何冊か立ち読みしているうちに、徐々に、ふつふつと、
文化的な探究心が固い土を割って芽を出してきて、
「これ欲しいな…」
と思える本が出てきて、値段を見たりした、
しかしこれで充分だ、頭が解きほぐされればよい、
どちらかというとTシャツが欲しい。
わしは隙を突いて(何の?)店を出て、ガード下に向かい、
2枚目のマイケルTシャツを買った。
ビートルズはあきらめた。

池袋へ戻ってリブロという大型書店ののマンガのフロアへ。
奥さんに頼まれたおつかいを済ませなくてはならない。
しかしわしは、マンガに非常に疎いので、
フロアの中のどこに吉田戦車さんの「まんが親」があるか、さっぱらこっちゃわからない。
周りのお客さん同様、わしもメガネでボタンダウンのシャツで猫背で、風景に溶け込んでいるかもしれないが、
マンガ売り場にはほとんど来たことがないんだ。

家にある「まんが親」の既刊はわしも読んだことがある。
漫画家・吉田戦車さんが自らの子育てを描いた、いわゆるコミックエッセイだ。
そのフロアには、コミックエッセイの棚があった。
ここにあるだろうと思い、探す。

実に様々なコミックエッセイがあるものだ。
探し中の「まんが親」は、親が漫画家で子育て中というパターンだが、
躁鬱病だけど子育て中だったり、
配偶者が欝だったり、
ダーリンが外国人だったり、
奥さんが中国人だったり、
オタクだけどサラリーマンだったり、
子どもが思春期をこじらせていたり、
子どもが二十歳を過ぎても家を出て行かなかったり、
そういった内容が、背表紙から読みとれた。
何か一つ、どちらかというと困った感じの要素を抱えた家庭の顛末を描くものが多い。
これ、わしの家でもいけるんじゃないか?
「お父さんは彫刻家」とか…
しかしわしのワークスは、彫刻家という感じでもないしな…
堅気の仕事もしているし、いまひとつ弱い。
そうだ、奥さんはもとは鬱だったではないか。
「ツレが以前鬱で自分は造形作家で子育て中でして」…
長いな…実にタイトルにキレがない。
というかわしはマンガが描けない。

「まんが親」はその棚ではなく、他の場所にあった。
無事購入して、おなかが減ったので500円で博多ラーメンが食べられる店に行ったのだけど休業日で愕然としてから帰った。

家について6時半。
一人でいたのは5時間くらいのものだったが、
結果的に、ものすごく頭がリフレッシュされていた。
元気になった、わしは。
そうかこれが必要だったのか。
軽視するところだった。
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by syun__kan | 2014-05-05 23:48 | 日記 | Comments(0)
鶏胸肉につらく当たる
鶏胸肉に塩コショウして、小麦粉をまぶして、
卵にくぐらせて、
パン粉をつけ、
油で揚げれば、
満場一致でそれはチキンカツだろう。
その出来上がったチキンカツに、もう一度塩コショウし、
小麦粉をまぶして、卵にくぐらせ、
パン粉をつけて揚げたら、
それはチキンカツカツに違いない。
そんな呼び方は嫌だとそれが言うなら、
チキンカツのコトレッタとでも呼ぼうか。
また同じ工程を繰り返せば、それはチキンカツカツカツとなる。
今日はさらにそれに、天ぷら粉をつけて、揚げてしまえ。
それはチキンカツカツカツの天ぷらとなる。
ここでもう一度、小麦粉、卵、パン粉、揚げの工程を踏もうものなら、
それはもう、チキンカツカツカツ天ぷらカツではないか。
そこでひとつ、小学校の頃の調理実習を思い出し、
小麦粉をつけ、パルメザンチーズを混ぜた溶き卵をたっぷりとからませてソテーしよう。
チキンカツカツカツ天ぷらカツのピカタ。
天ぷらの工程、ピカタの工程を再度踏んで、
チキンカツカツカツ天ぷらカツピカタ天ぷらピカタ。
衣ばっかりどんどん厚くなる。

もうこのくらいにしておこう。
ちょっとストレスを感じた事柄があったからって、
鶏胸肉に当たるなんていけない。
アーティストを名乗るなら、ストレスなど、作品に昇華したまえ。
昇華昇華昇華昇華昇華!
たとえ想像しているだけだとしても、
鶏胸肉がかわいそうだ。

さらに薄い皮で包んで焼いて、
チキンカツカツカツ天ぷらカツピカタ天ぷらピカタ餃子にするなんてやめるべきだ。
それを皮で棒状に包んで揚げて、
チキンカツカツカツ天ぷらカツピカタ天ぷらピカタ餃子春巻きなんて作ってはダメだ。
言っておくが、燻すなんてのも、もってのほか。
スモークチキンカツカツカツ天ぷらカツピカタ天ぷらピカタ餃子春巻きになってしまう。
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by syun__kan | 2014-05-03 22:22 | 日記 | Comments(0)



現代芸術家、関口光太郎の日記。
by syun__kan
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