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蝶野対策

昨日、奥さんとボリさんといっしょに、蝶野正洋選手のサイン会に行ってきた。
代々木公園で遊んだあと、、表参道にある蝶野正洋オリジナルブランド・アリストトリストのお店へ。
nWoTシャツを購入して、整理券をもらう。

店内に集まった多数の蝶野マニア、ついに姿を現した蝶野さんが「記念写真を撮ろう」と言って皆を集合させる。
こんな光栄な機会はないと、わしはボリさんを抱いたまま蝶野さんの足元にしゃがみこむが、
STFをかけられたわけでもないのに、泣き出す1歳3ヶ月のボリさん。
蝶野マニアの皆様の迫力にびびったのだろう。
皆様、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

その後、サイン会の列に並んで待つが、
「お子さん連れは先に」
と配慮してくださる優しい蝶野さん。
現に、わしらの他にも子連れが何組かいた。
何しろ最近は「天才てれびくん」に出演しているので、幅広い世代から人気。
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「もう歩くようになった?」
と、気さくにボリさんに話しかけてくれる蝶野さん。
見つめ返すボリさん。
実は初対面ではない。
昨年秋に会っている。
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カメラに向かって「アイム・チョーノ」のポーズ。
わしは、持参した、1998年に出た写真集にサインを入れていただき、この満面の笑み。
不思議そうな顔のボリさん。

学校で働く者にとっては、この季節は大きな一区切りである。
このイベントは、わしにとっては年度末のお楽しみであった。
なので家族で馳せ参じたが、
しかしボリさんにとっては、この経験はどのような意味を持つのであろう?
目の前の蝶野選手について、どう感じたのだろう。

家に帰ると、わしが正月に実家から持って来てボリさんにあげた蝶野フィギュアを、
おもちゃ箱から引っ張り出すボリさん。
最近ぜんぜんおもちゃ箱を開けてなかったのに、急にだ。
「この人に会った」
と思っているのか…
何かしらの愛着を持ったのかも知れない。
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と思ったら今日、
クロワッサンを食べた後の皿に、蝶野フィギュアを突っ込んでいた。
ボリさん、ひょっとして、蝶野を倒そうとしているのか。
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by syun__kan | 2015-03-29 23:02 | 日記 | Comments(0)

リンク

たくさんの方々にお世話になっている。
すべてではないけど、紹介します。

旭出学園(特別支援学校)
http://www.asahide.ac.jp/
関口が勤めている、私立特別支援学校。


図工美術作品紹介|旭出学園(特別支援学校)
http://www.asahide.ac.jp/blog/
関口が、旭出学園のアートを紹介。平日ほぼ毎日、ほぼ絶賛更新中!


日東電工包装用布テープ No.757スーパー
http://www.nitto.com/jp/ja/products/group/packaging/fabric/003/
関口が作品つくりに使用しているのは、このテープ。
学生時代から、数千個は購入してきました。
確かな粘着力、切れ味、なめらかさ。
ガムテープと言えば、日東電工スーパー布テープで決まり。


ISSEY MIYAKE INC.
http://www.isseymiyake.com/
21_21 DESIGN SIGHT
http://www.2121designsight.jp/
三宅一生さんに拾っていただき、21_21 DESIGN SIGHTさんで展示させていただいたことが、
造形作家としてのすべての始まりでした。



ようこそ岡本太郎記念館!
http://www.taro-okamoto.or.jp/
川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/
岡本太郎現代芸術賞という素晴らしい公募が無かったら、
今頃鎮火していたかもしれません。



多摩美術大学校友会
http://www.tamabi.ac.jp/alt/
関口は多摩美術大学彫刻学科の卒業生です。
交友会の事業、出前アート大学で講師をさせていただいたことも。



講談社エディトリアル『新聞紙とガムテープでこんなのつくれた!』
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?code=219035
講談社エディトリアル様より、本を出させていただきました。
6月に第二弾を発売予定!



他にも個人単位で紹介したい友人など、いるのだけど、
許可を得ていないので、
確認取れ次第、載せていくことにしますね。
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by syun__kan | 2015-03-29 16:00 | リンク | Comments(0)

男二人

男二人が、宙に浮いている。
何の説明も無い。のっけから浮いている。
二人はとびっきりのマッチョだ。
一人はイヤリングをしている。
もう一人はおでこが広い。

そこにもう一人、マッチョが現れる。
彼も浮いている。
彼は、ピンク色で、スキンヘッドだ。
スキンヘッドで、その上、頭が長い。

ピンクのマッチョと、もといた二人のマッチョは、闘っているらしい。
ピンクのマッチョは、非常に強い。
何だかすごいものを、ふたりのマッチョに対して、出す。
爆音。光。
二人のマッチョは歯が立たず、岩に埋もれて危ない状況になる。
イヤリングをしているほうのマッチョが、おでこが広いマッチョに対し、

「合体しよう!」

と持ちかける。
そして片方のイヤリングを差し出す。
しかしおでこが広いマッチョは、イヤリングをしているマッチョに対し、
何やら煮え切らない思いを抱えているようで、それを拒否する。

日曜の朝、ごはんを食べているボリさんに、イスに座る持続時間を延ばすためにいじらせている、わしの携帯電話のワンセグの画面の中。
わしは現在もテレビを所有していないし、少年時代には折り紙とかばっかりやっていたので、同世代の人が見ているはずのアニメ作品などを、ほとんど鑑賞せずに過ごして来たが、
しかし、一応、一般常識として、主要な作品名と、キャラクター名くらいは分かる。
これは、おそらく、ドラゴンボールという番組の再放送だろう。
イヤリングをしているマッチョは、どうして今日はイヤリングをすることになったのかはわからないが、声の調子からして、「ごくう」だ。
そしておでこが広いマッチョは、一般的に「べジータ」と呼ばれている、あいつであろう。
ピンクのマッチョは、見たことなかったが、先ほどから「まじんぶう」と呼ばれているのでそれが名前であろう。
これは、どのような事情があったが知らないが、ごくうとべジータが、まじんぶうと闘っているシーンなのだ。

ピンクのマッチョが、
「そっちが攻めてこないなら、こっちから行くぜ!」
と言って、とどめの一撃を狙って飛び込んでくる。
危ない。
おでこが広いマッチョは、ついに、イヤリングをしているマッチョと合体することを受け入れ、
片方のイヤリングを受け取る。
そして自分の耳につける、
しかしおでこが広いマッチョは手袋をしているためか、なかなかイヤリングはスムーズに装着されない。
わしは、早くしないとピンクのマッチョの一撃が届いてしまうのではないかと心配になる。
さらに、この期に及んで、イヤリングをしているマッチョは、
「合体したら二度と元には戻れない」
という衝撃の事実をおでこが広いマッチョに告げた。
おでこが広いマッチョは、「何!?」と怒りながらも、イヤリングをつけようとする、
しかし手袋をしているためか、やはりなかなかスムーズに装着されず、
わしはヒヤヒヤする。
それなりに時間がかかったように見えたが、幸いピンクのマッチョの一撃はまだ届かず、
無事イヤリングは装着され、
二人の男は光の中で合体した。
二人を足して2で割ったような風貌の男が、煙幕の向こうから、ポーズを取って現れた。
なんなんだこの展開は。
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by syun__kan | 2015-03-23 23:21 | 日記 | Comments(0)

10キロ走る

2週間後の週末に、10キロ走る。

新聞紙とガムテープの工作本を編集してくださっている方が、
昨今のランニングブームの火付け役となったと言われる女性誌「FRaU」の編集を以前されていた方で、
まあ要するに、その辺りをたくさん走っている人々はなぜ走っているかというと、
つまりこの方が走らせているのかも知れない。
という方と仕事していたわけで、
その方が4月初旬のランの大会に出ると言っていたので、
ちょっと楽しそうだったので、
わしもまさに気まぐれに、出てみることにしたのだ。

いや、出ることを決めた2月は、土日もすべて工作本の製作に捧げていたので、ほとんど家族サービスしておらず、
その大会は「親子ラン」という形で小さな子も出られる、
たとえベビーカーに乗っていたとしても出れる種目があるということで、
何か、本製作終了後の明確なお楽しみ的なことを設定する必要を感じ、
「出てみようよ」
と奥さんに持ちかけたのである。
夫婦そろって美術系で、スポーティさのかけらもないデカダンスチームだが、
だからこそ、体に人生の主軸を置かんばかりの集団にもぐり込むのも、異文化見聞録的に面白そうではないか。
よって、4月には1歳4ヶ月になるボリさんと、奥さんは、親子で400メートルを走る「親子ラン」に。
さてわしはどの種目に出ようか…
ハーフマラソンは無理であろう。
わしは混じり気の無い気高い文化部系である。
だとすると、あとは10キロか3キロ。
わざわざ川崎まで出向いて3キロ走っても仕方ないだろう。
ということで10キロに参加することにした。

もちろん、そんな距離走ったことないよ。
というかロングスロウディスタンスなんて、高校生のとき以来、13年間くらい、走ってない。
いきなりそんなに走って大丈夫なのかい?

とりあえず、靴は買った。
練習は…できていない。
というか、学校行事の学習発表会に全精力を傾けた疲れから?3月初めはのどをおかしくして声が出なかった。
その後はなぜか腰痛。
腰痛は、体が堅いのが原因で、以前はストレッチして指先が地面に付くようにすればとりあえず直っていたのだが、
今回はなかなか消えない。
4月初めは、新年度準備で疲れているであろう。
ぜんぜんない。練習している場合では。

練習して、調子を少しずつ上げて、10キロ走るのではない。
疲れて疲れたその先に、10キロ走るのだ。
いいじゃないか。素敵じゃないか。
わしはがぜん、燃えてきた。
燃えても練習するわけじゃないけど。
腰にサロンパスEX温感タイプを貼るだけ。
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by syun__kan | 2015-03-23 00:00 | 日記 | Comments(0)

「カッテージチーズ」

「グーグル」とかのCMで、人々は、
「バンジージャンプ」「スキューバダイビング」「サーフィン」「スケートボード」
などをして余暇を楽しんでいるが、
現実のわしにはそんな時間もお金も残り体力もなく、
今日もママチャリを漕いで職場へ向かう。
そんなわしにつかの間の余暇を提供するのはそう、
「砂糖」だ。
「砂糖」。
それはどこにでもある。
「チョコレート」「コーヒー」「キャラメル」「シナモン」「カスタード」「バニラ」「ハチミツ」「メープル」
これら単体、もしくは任意の2種類を組み合わせたテイストを伴い、
「ケーキ」「プリン」「アイス」「タルト」「ドリンク」
などと掛け合わさり、
コンビニエンスストア等を介し、
まさにどこででも提供される。
さながら補給所のごとく、
職場への道のりに何箇所も設置される。
あとは、「カフェイン」。
それは主にコーヒーを介して。
「コーヒー」「ミルク」「砂糖」
この3要素が、様々に組み合わさり、
「缶」か「ペットボトル」か「紙カップ」か「紙パック」か、
そして「熱い」か「冷たい」か、
それらの要素と掛け合わさってバリエーションを増やし、
まさにどこででも提供される。
そして「肉」。
農家を巣立った「鶏」「豚」「牛」は、
「洋風」「和風」に「揚げられ」「焼かれ」、
または「パン」に挟まれたり「ご飯」に乗せられたり「チーズ」を伴ったりし、
まさにどこででも提供される。
「砂糖」「カフェイン」「肉」、
これらは、「低所得にあえぐ現代の若者」として命を燃やす、わしを癒す、
手軽に、瞬間的に。
一般的に、食生活の偏りは、肥満を生む、
それを解消するため待ち受ける、「スムージー」「サプリ」「DVD付きムック」に「フィットネス」。
全ての健康器具の効用に、共通して必ず書いてある、
「血行を良くする」。
このゴールの無いマラソンから、脱落したら大変だ。
「疲れ」「ストレス」あと、「季節の変わり目」。
これらで、全ての疾患の原因は、説明してしまえる。
「不眠」、そして「鬱」!
暗い沼が、橋の下で待ち受けている。
こ・わ・い・ぞ~
しかし・・・悪いな、
わしは生まれつきの体質のせいか、何を、どんなに食べても、一切太らないんだ!
はっはっは!
そして、「仕事」や「家族」を愛しているし、
「新聞紙」と「ガムテープ」も愛しているし、
「アート」とは愛憎入り混じる有意義な関係だ。
「現代社会」を、何とかして、生き抜いて見せようじゃないか、「カッテージチーズ」。
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by syun__kan | 2015-03-12 23:05 | 日記 | Comments(0)

すべてがハルになる

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その人が生まれて初めて話した言葉は何か。
それは、けっこう大事なことだと思う。
わしも、ボリさんが何を最初に話すか、注目していた。

そりゃ、1歳になるまでの間にも、ボリさんはいろいろなことをしゃべっていた。
もっとも多く話していたのは、
「あま」「うま」「もんま」
である。
しかしこれらは、
「海女」、または「尼」「馬」「門馬」
を表しているわけではなく、
口の動くままに発した言葉が、たまたまそう聞こえただけである。

これでは、「最初に話した言葉」とは言えない。
音声は、意味と結びついて、初めて言葉となる。

しかし1歳を迎え、ボリさんもついにその瞬間は訪れた。
部屋をとことこ歩いている、ミニチュア・ピンシャーの愛犬ハルを見て、
「はーう!」
と言っているのである。

最初は「たまたまか?」と思っていたが、
「はむちゃん!」
とも発声したとき、確信に変わった。

これは、明らかに実物の「ハルちゃん」と結びついている!
わしや奥さんが、普段から「ハル!」「ハルちゃん!」と呼びかけているのを聞いて学び、
ボリさんはついに言葉を獲得したのである。

さらなる感動は、しばらく経った後に訪れた。
わしがボリさんに、給仕していたときのこと。
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コップに描かれた、「リサとガスパール」の絵の、
黒いほうのキャラクター「ガスパール」を見て、
おもむろに指差し、
「…はむちゃん。」
と言ったのである。

これはすなわち、概念の拡張だ!
家の中をうろついているあいつが、世界で唯一、「ハルちゃん」なのではなく、
絵に描かれた、黒くて顔が長くて耳のあるあいつも、同じ「ハルちゃん」であるということ。
まあ正確に言えば、ガスパールはミニチュア・ピンシャーではないので、
誤認識といえばそうだが、
許せる範囲だろう。
家にいるペットが、キャラクターグッズを展開しているというのも、おもしろいではないか。

しかしその後、事態は変わる。
同じく我が家のペットである、トラ猫のコマちゃんに対しても、
「はーむ。はむちゃん!」
と呼びかけているのである。
確かにコマちゃんは、ハルよりも姿を見せないので、わしや奥さんが名前を呼ぶ機会が少なく、覚えづらいのかも知れない。
「あれはハルちゃんじゃないよ。コマちゃんだよ」
と教えても、いっこうに「はむちゃん」と呼び続けるボリさん。

さらに、動物図鑑を見ながら、全てのページの動物に、
「はむちゃん」
と呼びかけるボリさん。
確かに、黒いクマに対しては、確信に満ちた声で
「はむちゃん!」
と言っているのに対し、
クジラに対してはやや懐疑的に
「…はむちゃん…」
と言っているので、
「黒さ」「四足」が、「ハルちゃん的要素」のバロメータにはなっている気がするが。

家にある、動物を模したキャラクターグッズにも、「はむ」と呼びかけるボリさん。
特に風呂場にある、ペット用シャンプーの、犬の形をしたボトルには、
急病人に呼びかけるかのように、押さえつけて
「はむちゃん!はむちゃん!はむちゃん!」
と連呼。

そしてついに、イスに座っているわしのふくらはぎをペシペシ叩き、
「はむちゃん」
と一言。

ああ、これは完全に概念の誤拡張といわざるを得ない。
わしはミニチュア・ピンシャーではない。人間だ。

ブラックホールのように、様々なものを飲み込み、拡大する「ハルちゃん」の概念。

しかし奥さんのことは、「はむちゃん」とは呼ばないとのこと。
奥さんはハルちゃんではないようだ。
ボリさんにとって、世界は
「自分」「お母さん」「その他はだいたいハルちゃん」
という感じになってきている。

ベビーカーの乗って外の道を走りながら、
歌うように
「はむちゃ~ん。はあ~む!はむ!はむ!はむちゃ~~ん!」
と口走るボリさん。

「ハルちゃん」は、一種の流行語となったようだ。
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by syun__kan | 2015-03-09 22:56 | 日記 | Comments(0)