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写真で振り返る四国ツアー

この間の四国ツアーを、写真で振り返ります。

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高松で食べたうどん。

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紆余曲折を経て(詳細は前回の日記で)、たどりついた松山にて、ふるまわれた、
鯛の乗った麺。
美味しかったです。

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翌朝、講師として参加した西条市丹原文化会館でのアートイベント、
開会式でだんじり太鼓の大迫力のパフォーマンス。

今回のツアーで収穫だったのは、このアートイベント。
文化会館の屋外にテントが張られ、
わしの新聞紙&ガムテープ工作の他、
ペーパークラフトや段ボール工作、お絵かきなど、様々なアートのワークショップが開かれ、
地域の子どもたちが自由に体験できる。
石釜ピザとかもあったりしてけっこうなんでもアリ感はあったけど、それも楽しく、
アートの敷居を下げ、アートを身近にする、とても良いイベントだと思いました。
愛媛は、こうした絵心のある風土なのかしらん?

また、わしの出身大である多摩美の大先輩のご夫婦が、見に来てワークショップに参加してくださったりして、
大変ありがたかったです。

こういった経験や出会いがあると、
苦労して二束のわらじを履いてでもアート活動やってて良かったなと思います。

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ワークショップで見られた、秀逸な作品。
首と足を丸めたガムテープで作ったキリン。
ミニマリズム。
大人をばかにしたような感じが良い。

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最後に無理やり寄った道後温泉は、
蜷川美花さんとのコラボ中でした。
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by syun__kan | 2015-05-28 23:00 | 日記 | Comments(0)

トラブリング

今は5月16日14時2分。
運よく?パソコンが目の前にあるので、
今日これまでのことを書いてみよう。

今朝は4時に起きた。
布団から這い出し、リビング的な部屋で鳴っている携帯のアラームを止め、
そのままリビングの床に倒れて二度寝とまどろみの中間のような時間を15分くらい過ごした。

今日は愛媛に行くのである。
昨年のワークショップ「一遍10メートル伝」で縁のできた愛媛大、松山大の連携事業・SENSEさんのお招きで、
今日16日に松山大で10~30人くらいの学生さん?を相手に講義し、17日に別の公共施設、西条市丹原文化会館で子ども相手のワークショップを行う。

しかしながら前日15日は、仕事は当然、普段と変わりなくあり、
しかも愛犬ハルちゃんが腰を痛めたとかで、触ると痛がって噛もうとする感じになり、
家には1歳5か月のボリさんもいるので奥さんは病院に連れて行けず、
わしが早めに帰宅してハルちゃんをスリングに入れて小脇に抱え、
自転車で動物病院に行ったのであった。
その後ボリさんを風呂に入れたり、アート系の用事のメールを送ったりしていると0時になり、就寝し、からの4時である。

前日早く帰ったため、生徒作品を選び、ピックアップすることができなかった。
そう、わしの職場の旭出学園生徒の美術作品の面白さを世の中にアピールしたいわしは、
松山大でも生徒の作品を紹介したいのである。
なので朝5時25分に家を出て、いったん職場に向かう。
途中でボトル缶コーヒーとソーセージ一本に貫かれた揚げパンをファミリーマートで購入し、食べた。

美術室で作品をピックアップしたのち、最寄りの大泉学園駅に向かう。
電車を乗り継ぎ、羽田空港へ。
駅を降りるとモビットの広告に竹中直人さんの顔が広がる。
9時25分発の松山行き。

ここ数年、ワークショップや家族旅行で国内のいろんなとこに行く機会がちょこちょこある。
羽田空港や新幹線も、なんとなく慣れてきた。
電車のごみごみ感も空港の清潔感も、どちらも好きだ。

…とか言って、ずいぶん普通のエッセイだなおい。まあ良いとしよう。
だんだん普通じゃなくなる。

JAL国内線に乗ると、とりあえず機内誌の浅田次郎さんによる「つばさよつばさ」を読む。
今回は、それを読んだ後、
松山大の講義で使おうと思っているパワーポイントを書いた。
そう、そのために、今回はめずらしくノートパソコンを機内に帯同したのだ。
大体こんなもんでいいかな、くらい書いたら、その後は読書。
森絵都さんの「永遠の出口」。
物語は第3章、主人公の家族が大分の空港に到着する様子が描写される。

しかしだ。わしの乗っている飛行機は、松山空港付近まで来て、高度が下がっていよいよ着陸か、となっても、
飛行機はまた上がってしまう。
二度繰り返す。
松山空港が霧のため、着陸できないとのこと。
けっこう楽観主義なところがあるので「少し遅れます」くらいの連絡をしとけばいいかと思っていたら、
飛行機はなんと羽田空港に逆戻りしてしまう。
窓側の席からは松山城が見えてるというのに。
にわかにざわざわする機内だが、皆落ち着いていて、プンプン感を出す者はいない。
さすが日本。和をもって尊しとなす。
見回すと、説明を求めるお客さんに対応するキャビンアテンダントさんが、
トレーシングペーパーをクシャッとさせたような見事な申し訳ない顔を作っていた。
それで十分であろう。
わしは、この状況は全然悪い気がしなかった。
むしろ、すわり心地の良い席で、ぼやっと、ゆっくり本を読んでいていい、しかも合法的に、
そんな時間を欲していたのだと思った。

羽田には13時20分くらいに着いた。
松山大の方からは、振り替え輸送のルートの情報が送られてきていた。
ほかのお客さんも、払い戻しなり、振り替えなり、後便なり、
それぞれの対処法をさっさとこなし始めた。
そのクールさが気持ちよかった。
手続きをすると、13時55分発の高松行きに乗れるとのことで、
しかしながらおなかだけはすいていた。
ソーセージに貫かれた揚げパンしか食べてないのである。
出発ロビーの売店はどこも高く、飲食店に入る時間もなく、
わしは最安値のパンとまたもボトル缶コーヒーを買って5分で食べ、
再び機上の人となった。

今、5月16日14時50分。
ぼやぼやパソコンを打っているわけ。
今日はこれから何があるのだろう。
着いたら、リムジンバスとかで松山に向かうという指示が出ている。
講義は16時半からだったけど、やれるのか?
まあ、悪くない休日だ。



…とか書いていたのが昨日の話だ。
今は17日、帰りの飛行機の中。
ここまでの文を読み返すと、わしは、
高松空港に着いたのち、16日16時半からの松山大での講義にある程度出るつもりでいることがわかる。

一つ学んだことがある。
高松と松山は遠い。
繰り返す。
高松と松山は遠い。
松の字が被っているからといって、
高松山!!!みたいにスピーディにはいかないのである。

羽田からの振替便で、高松空港に着き、間髪入れずリムジンバスに乗ったのが15時25分。
45分かけて高松駅へ到着。
もう16時10分なのに、わしは香川県にいる。
松山行きの高速バスが出るのが16時50分。
講義に出るのはコンプリートリィに無理なのだ。
早朝、作品のピックアップをしたり、機内でパワーポイントを書いたりした事実はとりあえずタンスの奥に仕舞われた。

期せずして初めて香川県に上陸した。しかし40分しかいられない。
しかも初めの10分はトイレ、次の5分は案内所で高速バス乗り場を問い合わせるために使ってしまった。
わしの残された香川県はあと25分間。

どこだ!!

うどんはどこだ!!

「うどんだけじゃない」というキャッチコピーを空港や駅でたくさん目にしたが、
実際そうなのかもしれないが、
25分しかいられないのであれば、だけじゃないの部分は省略せざるを得ない。

すぐに目についたチェーンぽいお店で肉うどん、
あなご天をトッピングし。
吸い込んだ瞬間びびっと来た。
ちがう!確かにいつものうどんではない!!

さあ済んだ。高速バス乗り場に戻る。

「香川県?行ったことがあるよ」と、今後わしは言っていいのか、あるいはその資格はないのか、
悩みながら高速バスに乗った。
車内は座席毎の読書灯完備の完全長距離仕様。
そう、実際長距離なのである。
松山駅までは、2時間43分!4000円!

スーツケースをバスのトランクに入れてしまったのが失敗だった。
途中で文庫本を読み終えてしまったのである。
未読のもう一冊はスーツケースの中。
わしの「永遠の出口」はどこだ。
その後、無為の1時間半を過ごす。
さすがに、「今日一日乗り物に乗ってるなおい」と思い始め、
やることがなくて何だか深淵なことを考え始めてしまう。
そういえば先週は用事で二度群馬まで往復し、
GWには三重県まで行った。
わしがもし乗り物マニアだったら、だったとしたら、至福の昨今だっただろう。
「坊ちゃんエクスプレスは、あと何分でどこどこに到着です」
みたいな放送が流れる、
このバス、坊ちゃんエクスプレスなのか…
なんとも脱力感のある名前だ。
「坊ちゃん」と「エクスプレス」の間に語感の落差が激しい。
「丸の内サディスティック」とはちがう。
椎名林檎が「坊ちゃんエクスプレス」という歌を作ったらどうなるだろうか。
「きーまぐれーをゆるーしーてー」みたいな感じになるだろうか、
確かに天気のきまぐれはどうにもならない。
坂の上の雲も、今日は晴れてほしかった。
講義に出られなかったことを先方にメールする際、「すみません」と書くが、しっくり来ず、
招いてくださった大学の先生からのメールの「すみません」もしっくり来ないのである。
天気が悪かったのだから。
そんなようなことを、等々を、めくるめく、考えているうちに、予定より少し遅れて19時40分、
ようやく松山駅到着。
つ、い、た。
二度目の松山。
招いてくださった皆様と居酒屋で食事会。

松山は、お世辞でもなんでもなく本当に面白いところで、勉強になることがたくさんある。
高校の美術の先生からなど、ためになるお話を聞けた。

宿泊は2週間前になんとか探して予約した、一泊5千円台、
中野ブロードウェイのような骨董おもちゃがロビーに溢れるけっこう謎なホテルだった。

16日にとっては翌日、書いている今にとっては今日、
17日は、5時半起床、6時出発。
天気は快晴に改正。
大学の先生に迎えに来ていただき、丹原文化会館に向かう。
こんなに早起きなのは、イベントの開会式に出るためだ。
ほんとは開会式は出ず、ワークショップ開始時間に間に合えばいいよという話もあったのだけど、
前日何もしなかったわしは、
少しでも今回愛媛に来た意味を残したかった。
SENSEの学生さんたちのグループの手伝いを受け、
アートフェスティバルにおいて、ワークショップを開始する。

前回来たときにも思ったけど、松山の学生さんの、
ゆったりのリズムで大丈夫なのかと心配になりつつも気づいたらわりとよくやっていて最後にはちゃんとまとまっている、その感じが面白い、
ワークショップは子どもたちがひっきりなしに造形活動し続け、盛況だった。

ワークショップ自体は続いているが、わしは帰りの便に間に合うよう、
14時に手配されたタクシーに乗る。
壬生川駅に着き、特急で松山駅へ。
晴れた田園風景、余裕ある車内で後ろに傾けた椅子、
こんなに快適な鉄道乗車体験は初めてだったかもしれない。
昨日から乗り物に乗り続けているにもかかわらず、わしは楽しんだ。

松山駅に着き、飛行機にはまだほんの少し余裕があったので、
わしは市電に乗って道後温泉に行き、
道後温泉周辺20分の滞在で、前回お金がなくて買えなくてずっと欲しかったポンジュースのTシャツを買い、
漬物を買い、
すぐにリムジンバスで空港に向かった。
飛行機に乗り、パソコンで日記を書く。

今の今、18時57分、飛行機は羽田の滑走路に着いた。
楽しかった。活力を得た。
結局わしは、また愛媛に癒されたのである。
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by syun__kan | 2015-05-17 22:43 | 日記 | Comments(0)

歌っていいことになった

学生時代に、アメリカの古いミュージカル映画をよく見ていた。
フレッド・アステアが帽子掛けをパートナーにして踊ったり、ジーン・ケリーが雨の中で唄ったりするやつ。
日常的な会話をしていた人物たちが、突如、歌い、踊りだす。
そういった場面を観ていると、自然とこちらも心がうきうきした。

…関口君の悪いところは、それを日常に応用しようとするところだった。
「これらの映画のように、わしの住む世界も、みんなもっと踊りだせばいいのに!
そうすればもっと楽しい世の中になるのに!」
と思い、
実際にわしは、日常で踊りだすようになってしまった。
これほんと。

結果、わしは、
「どこでも踊っている人」
として、若干ストレンジピープルとして捉えられるようになってしまった。
まあ、美大だったから目立たなかったけど、
普通の大学だったらちょいとなんだったね。

「そういう世界だったらいいのに!」
と思うことは勝手だけども、世界はまだそうなってなかった。
ちなみに最近は、さすがに少し自制するようになったけども。

ところで、この間、帰り道に自転車に乗っている人と、すれ違ったら、彼の歌声が聞こえた。
その次に来た、スクーターに乗っているサラリーマン風の男も、歌っていた。
声が聞こえたわけではないけど、顔が歌っていた。

わしも昔、スクーターに乗っているときはよく歌っていたけど、
通行人のそばを通るときは、声を潜めていたものだ。

でも最近、すれ違いざまの人が、通行人を気にせず歌っていることが多くなった気がする。

これはもしかして、わしの思い描いた「ミュージカル映画的世界」に、世界が近づいてきたということか。
歌っていいことになったのか。
だとすれば、あと一歩だ。
次はみんなが踊りだすのを期待している。
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by syun__kan | 2015-05-07 19:00 | 日記 | Comments(0)

再々放送

2012年に制作され、放送された、
NHKワールド「Rising Artist 関口光太郎」が、
再々放送されます。

早いもので、3年経ちますね。
撮影・編集してくださった方も、わしも、まだパパではなかったですから。

「20代のアーティストを紹介する」という主旨だった気がしますから、
今のわしでは、アウトなわけです。
今だったら、取材されないわけです。
若いって、それだけで魅力的なんですね。

なんか、悔しいですね。
魅力的な30代、40代を送りたいものです。
「そこの少年少女よ!わしより面白く生きてみろよ!」
みたいな感じで行けたら最高ですね。

告知まで。

5月7日(木)
日本時間
1回目:10:30〜
2回目:16:30〜
3回目:22:30〜
4回目: 4:30〜 ※8日(金)
番組HP
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/tv/risingartist/index.html

NHKワールドのウェブサイトでも放送と同時間に同内容がライブストリーミングされます。
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/
日本国内ではライブストリーミング以外に、下記サイトにあるケーブル局でも放送されます。
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/japanese/info/info04.html
スマートフォンやタブレットでも、アプリをインストール頂ければご覧になれます。
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/app/info/index_jp.html
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by syun__kan | 2015-05-06 00:24 | 日記 | Comments(0)

トラベリング

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何だか最近、いろいろなものを受け入れられるようになったことに気づく。
というか以前が、異常だったのか?
興味の幅が、強烈に狭かった。
学生時代まで。
大学生の頃なんか、ほとんどマイケル・ジャクソンしか興味なかったもんね。
それでもって、反対に、許せないものがたくさん。
CGをたくさん使った映画とか、日本産のポップスとか、アキバ系の文化とか、当時の現代美術のフラットな潮流とか。

この間、上野で、道に座って、「あなたを見てインスピレーションを受けて書きます」みたいな、自らが書いた「書」を売っている若者を見た。

学生時代は、そんなもの見たら、強烈に嫌悪感を抱いていた。
「そんな、くすぶった、突き抜けない自己顕示欲なんて、人様に見せるもんじゃない!!」
みたいな感じで。

でも、この間のわしは、
「それをみて楽しんだり和んだりする人がいるんなら、ええやん」と、咄嗟に思ったんだ。
これはどういう変化なんだ?

わしも、いろいろ経験して、ある程度大人になったということか。
まあ、若い頃はその極度に限定された美意識が、とんがった作品作りにつながっていたのかもしれないし、
一概にどっちが良いとかは言えないが。

というような流れで、10年遅れくらいに宇多田ヒカルさんのベストアルバムを聴いていたりする今日。
奥さんは元々宇多田さん好きだったようで、「何を今さら」みたいに言っている。

面白いな、と思って聴いているけど、歌詞に疑問が残った。
奥さんに質問してみる。

わし「宇多田ヒカルの『traveling』なんだけどさ」

奥さん「どうしていきなりその話なの?」

わし「いや、明日から旅行行くじゃない。それにちなんで『traveling』についてなんだけどさ、
最初の歌詞が、
『仕事にも精が出る、金曜の午後、タクシーもすぐつかまる、目指すは君』
っていうんだけど、
何で仕事中なのに『君』を目指してるの?
『君』って恋人のことでしょ?
さぼってるやん!」

奥さん「本気で言ってるの?あなたは。
ねえ、本気なの?
これは、『君』に会うのが楽しみで、頑張って仕事を終わらせたっていうことだよ!」

わし「えー!
タクシーに乗った時点は、もう仕事終わってるってこと!?」

奥さん「そうだよ!
どうせおぬしはあたしに会うために仕事急いだりしないからわからんのだろう!」

わし「ち、ちがうよ!とくに理由が無くても仕事に精が出るっていうのは、立派で良いなと思ったんだよ!
それにこの歌詞はその後もどうもよくわからなくて、
『僕の席は君の隣』っていうのが出てくるんだけど、
タクシー乗ってる最中でしょ?
彼氏はタクシーの運転手なの!?」

奥さん「そんなわけないだろう!
その時点ではもうタクシーは降りて『君』に会ってるんだよ!」

わし「えーー!!」

という感じで、そう、明日からは家族3人で二泊で三重旅行に行く。
思えば学生時代は、国内旅行についても、意義をあまり感じてなかったぜ。
「刺激が少ないから成長が無い!」みたいな理由で。

トラベリング、君を、
トラベリング、乗せてアスファルトを照らすよ。
トラベリング、どこに、
トラベリング、いるの、これからがいいところ。
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by syun__kan | 2015-05-01 23:29 | 日記 | Comments(0)