サイ
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# by syun__kan | 2018-01-08 00:10 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)
播磨のめっかい
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昨夜、20時40分に福島県いわき市美術館に到着したのち、23時までかけて作った骨組み。
今朝の時点で撮った写真。

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1日かけて、小学生15名の参加者様と共に、
新聞紙で徹底的に遊んだのち、
骨組みに新聞紙を肉付けし、
カラーガムテープで色着けし、
播磨のめっかい=巨大犬を作りました。
高さは3メートル、体長は4メートルくらいか。
楽しかった。

「播磨のめっかい」は、福島県に伝わる民話です。
福島県のある村では、白羽の矢が立った家は、
娘を山の鎮守様に、いけにえとして差し出さなくてはならない。
通りかかった富山の薬売りが、長者の家に泊めてもらったが、
家の人たちがみんな泣いてる。
聞けば、今年はこの長者の家に、白羽の矢が立ったそうな。
「そんな神様はおかしいから、ちょっと見て来る」
と言って、
山の上の社に見に行く。
縁の下に潜んで夜まで待っていると、
3匹の化け物が、社の中に入ってきて、
動いているのが見える。
縁の下には、過去のいけにえの人骨が・・・
よく聞くと、化け物たちがつぶやいている。

「俺たちがこんなことをしているのが、
播磨のめっかいにばれたら大変だ」

薬売りは、播磨(今の兵庫県)にいる、大きくて強い赤毛の犬、
「めっかい」のことを知っていた。
長者に話すと、長者は播磨まで、飛脚を走らせた。
飛脚はめっかいに会い、めっかいは、福島の村まで来てくれた。

いけにえを差し出さなくてはならない日、
お棺の中に、娘の代わりにめっかいを入れ、
村人と薬売りは、鎮守様の社まで運ぶ。
夜になると、化け物が3匹やってきて、
いけにえだと思ってお棺を開ける・・・

めっかいが出て来て、化け物に襲い掛かる!
外で待っている薬売りは、化け物が逃げないように、社の扉の鍵を閉めてしまう。
化け物は倒された。
正体は、この山に長く住む、大きな3匹のヒヒだった。
こうして、村は平和になったのさ。

というお話。
なんてかっこいい、犬だろう!
この民話にあやかって、
戌年の年明けに、めっかいを作って厄除けしよう!
というワークショップでした。
見事に、魅力的な犬が出来上がりました。
良い年になると思います。
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# by syun__kan | 2018-01-06 17:32 | 作品写真 | Comments(0)
厄除け
今、電車に乗っている。
福島県いわき市立美術館での、ワークショップに向かっているのだ。
20時40分頃には美術館に到着し、
それから明日のワークショップ「厄除け!!新聞紙とガムテープで巨大犬『播磨のめっかい』」のための、骨組みを組むだろう。
遅い時間だが、担当の学芸員さんに美術館を開けていただいている。

しかしながら、こうして電車に揺られているのも、実は小さく奇跡的なのだ。
今日は職場の勤務時間が16時半までだったので、
17時前くらいに学校を出て、駅に向かえば、
大泉学園を17時14分に出ることができ、18時上野発の特急ひたち号に乗れるはずだった。
それで、職場を出発する30分くらい前に、
もう一仕事しようとして、
校舎の玄関に壁に飾っていた、模造紙に書かれた生徒の絵を、
模様替えのため剥がそうとした。
そしたら、くるっと丸めたガムテープで、だいぶ長らく貼り付けていたためか、
ここだけの話、
テープを貼りつけていた部分の、壁の塗装がペリッと剥がれてしまったのである。
何か所も。
ここだけの話だよ。

わしは、「弱いだろこの塗装!」と、
塗装を責める。
「ちゃんと剥がれろよこのテープ!」と言って、
ガムテープを責めることはしない。
塗装屋さんなら、テープを責めるだろうけど、
わしはいつでもテープの味方である。
えこひいきなり。

そこでタイムリミットの17時になってしまったのだが、
このまま玄関の壁がペリッと剥がれたままで、立ち去るわけにはいかぬ。
来週頭は、始業式である。
生徒たちにとっては2018年初登校であり、
輝かしい謹賀新年であり栄光の賀正である。
玄関ペリッと剥がれてちゃまずいだろう。

わしはダッシュで美術室に向かい、
アクリルの白と黒のチューブと筆とパレットを手に、現場に戻り、
ホワイトに少しだけ黒を混ぜて壁と似たような色を作り、
テープによって剥がれた部分にちょちょいと塗って、
証拠隠滅を図った。

そしてダダダッと筆等を洗って、退勤したのだが、
大泉学園駅に着いたのは17時半で、
17時31分の電車に乗る。
でも、予定より15分ほど遅れて出発しただけなので、
いわき駅にも15分遅れくらいで着くだろうと高を括り、
相変わらず使い続けているガラケーで、乗換案内を検索してみたら・・・
上野発の「特急ひたち」は、一時間に一本しかないのである!
18時発を逃したら、次は19時発なのであった。

しまったである。
これだと、美術館に着くのが21時半くらいになってしまう。
それからの準備では、いくら何でも遅い。
一体何時に終わるのだという話だ。
いや、無理ではないが・・・
学芸員さんに電話して、1時間遅れますとお願いすれば、聞いてくれるだろうが・・・。
わりと多大なご迷惑をおかけすることになる。
わしは西武線の車内で呆然とする。

どうせ上野18時発の特急に乗れないのであれば、
19時発の特急まで時間があるので、
池袋や上野で夕食代わりに何か食べても良かったのだが、
わしの体は、出発した時の勢いのまま、思考だけは停止し、
なるべく最短時間の乗り換えで、上野まで向かったのであった。

上野で、「ひたち号」に乗り換える8番線を探す。
ああ、ここか、
そしたら・・・
時刻は18時10分を回っているのに、
18時発の電車が、まだ電光掲示板に表示されているではないか!
急いで階段を上がると、
同時にホームに「特急ひたち」が到着した。
乗り込むわし。
どうやら、東京駅で非常停止ボタンが押され、
ホームの安全確認を行ったため、電車が12分ほど遅れたらしい。

よく分からないが、東京駅のホームで何があったか不明だが、
このように少々の遅れだけで運行しているのだから、大ごとではなかったのだろう。
ラ、ラッキー。
非常停止ボタンを押した人に思いを馳せ、
大ごとにならなかったことと併せて感謝し、手を合わせる。
厄除けワークショップを前に、わしは地味に開運したのだった。
明日は頑張りまっせ!!

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# by syun__kan | 2018-01-05 23:53 | 日記 | Comments(0)
スレンダーロリスというサル
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# by syun__kan | 2018-01-04 23:02 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)
年末年始のTVガイド
年末はよくテレビを観た。
大体、4歳の娘、ボリさんのために映されているEテレだ。

「おかあさんといっしょ」のスタッフも、出演者も、
年末年始は休むのだろう。
再放送、もしくは各地のファミリーコンサートの模様が繰り返し放送され、
わしと奥さんは「ゆういちろうお兄さん」の現状と課題、
今後の展望について話し合ったり、
「よしお兄さん」の年齢を当てっこしたり
わしは「りさお姉さん」が現実に居たら(いや、居るのだが)、いかに社会において重宝される人材かを力説したりした。

全くもって、無責任な物言いである。
しかしテレビというのはこのように、好き勝手に言い合うためにあったりするのかもしれない。

ボリさんはというと、一緒に歌ったり踊ったりして、
放送を正しく受信していた。
「ぱんぱかぱんぱんぱーん」という歌は、胸に迫る。

「できるかな、やめよかな、そう、未来は僕次第。
ぱんぱかぱんぱんぱーん。楽しみだ。
僕らの未来へ冒険だ。
ぱんぱかぱんぱんぱーん。出発だ。
たくさん作ろう宝物」

という、これからの人生への祝福に満ちた歌だ。
明るく微笑ましくもなり、
このような、祝福に満ちた未来を娘へ、子どもたちへ、
わしは、大人は本当に提供できるのか?と、
聴くたびに、うっすらと不安にもなり、
何となく泣ける。
娘は「僕次第」を、うまく耳コピできず、「とくしまり」といつも歌う。
「できるかな、やめよかな、そう、未来はとくしまり」と。

NHKのニュースで、五木寛之のインタビューも観た。
80代半ばの作家で、老年をどう生きるか書いた自著を紹介していた。
「老いを認め、肯定する」というような内容だったが、
わしにはどう見ても、五木さんの「死にたくない!まだ生きたい!」という、
死というものに対して全然納得できていない雰囲気を感じた。

大晦日は紅白歌合戦を観ていた。
1年前はテレビを持っていなかったので、
大晦日にゆっくりテレビを観て過ごすのは、初めてかもしれない。
ウッチャンの司会が凄かった。
ウッチャンは、誰かの失敗とか欠点とかを、攻めようという意識、
つまり攻撃性のような雰囲気を一切まとっておらず、
要するに「我」が無く、
そのことがこんなにも周囲の緊張をほぐして場を作るのかという、
非常に勉強になった。
わしは長州力とか、昔の松本人志さんとか、
鋭角な「我」を周囲に突き刺すタイプの人が好きだったが、今も好きだが、
「無我」ということでここまで存在をアピールできるのかと、
目から鱗だった。
まだまだ勉強していかなければならないことがたくさんある。

娘も紅白を観ていたが、9時くらいに寝た。
以降は奥さんとお酒を少しずつ飲みながら、テレビを観てだらだらした。
自分の家で、家族と年を越すというのは、
率直に言って本当に幸せだった。
今まで色々な大晦日を過ごしてきたし、とんでもなくひとりきりな回もあったわけだが、
でも今回は幸せを噛み締めた。
そのうちどうなるかは分からないけど、今回は。
「俺の人生にも、こんな時があっても良いだろう」という、
藤波を破ってベルトを獲ったときの長州力の言葉を思い出す。

年が明けて、3人で初詣に行き、
昼過ぎにわしは一人で群馬に帰省した。
諸々の訳で、奥さんと娘は東京に置いて行く。
1月1日の夜に実家に着き、3日の昼過ぎまで滞在した。
その間、母方の90代半ばの祖母など、親戚を回ったが、
行く先々で「ボリさんはどこだ、ボリさんはなぜいない」と問われ、
複雑な思い。
当然のことだが、34歳になったおじさんよりも、
ぴっちぴちの4歳児の方が、皆見たい。

わしはその他、過去の作品がとりあえず保管してある実家の倉庫を整理したり、
今週末の福島県いわき市美術館のワークショップで使う紙芝居を描いたりした。
毎年の通り、テレビでは駅伝選手が苦しそうに走っており、
母は、頂いた稲荷寿司だけでは夕飯として足りないだろうと焼きそばを作り、
家族が焼きそばを食べたところで満腹になって稲荷寿司に手を付けられなかったり、
唐突に「おにぎらず」を作るためのプラスチックの簡単な調理器具をくれたりした。
母は周囲の色んなことが全部気になる方だ。
家族に対して、次から次へと、「これはこうした方が良い」と提案し続ける。
これは、けっこう参る。
わしは「提案するということは相手の現状を否定することですよ」と、言ってみたことはあるが、
しかしここまで来たらもうしょうがないのである。
その神経過敏な感じが受け継がれているからこそ、わしはアートができるのだと思うし、
そして母は非常に顔が広い。
他者に豊富に働きかけるからだろうか、
年々、書く年賀状が増えていくのだそうだ。
わしは友達が非常に少ない。
過敏さは何となく共通しているが、使いどころが違うのだろう。
父はテレビを点けてこたつに入っては居眠りして、
朝は身を切るような寒さの中、
物凄い力の雑種犬のサリーを連れて散歩に行った。
わしに対してまったく懐かなかった、数年前に実家に来た猫は、
ようやく少し慣れて「シャー」と言わなくなった。
妹は、ボリさん宛てにお年玉をくれた。

地元にいると、すべてわしの話すことは、
息子・関口光太郎くん、下手したら孫・関口光太郎ちゃんの話すこととして、
地域と血縁の中に弱々しく一瞬浮かび、
すぐさま赤城山から吹き下ろす強烈なからっ風に絡み取られて飛ばされていく。
前橋を出て、2時間半電車に揺られ、東京の外れの我が家に帰ってきたわしは、
「しょーいしょいしょいしょしょしょーい!
しょしょしょーいしょしょしょーいしょしょしょーい!」
と大声で歌って踊った。
自己の独立性を取り戻すためだ。
ここはわしが「お父さん」と呼ばれる場所だ。

テレビでは、歌舞伎の高麗屋の3代同時襲名のドキュメントをやっていた。
染五郎だった人が幸四郎になり、幸四郎だった人が白鸚になったりした。
率直に言ってややこしやと思った。
松本家が家族全員、品があり過ぎて逆に笑ってしまった。

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# by syun__kan | 2018-01-03 23:02 | 日記 | Comments(0)
アザラシ
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# by syun__kan | 2018-01-02 23:47 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)
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# by syun__kan | 2018-01-01 10:50 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)
また枝
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# by syun__kan | 2017-12-31 11:22 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)
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# by syun__kan | 2017-12-30 07:29 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)
もっと組み立てる
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# by syun__kan | 2017-12-29 07:02 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)



現代芸術家、関口光太郎の日記。
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