アンデルセン公園子ども美術館での個展、開幕
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9月6日からはじまりました。11月24日までです。
http://www.park-funabashi.or.jp/and/atorie/tenji/201309/index.htm
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# by syun__kan | 2013-09-08 10:16 | 日記 | Comments(0)
冷蔵庫
カレーは二日目がうまいような感じに、わしもなりたいものだ。
このブログも始めて5年以上経つ。
最初は24歳だった。
24歳の若者というのは、まだまだ「飲み会」とか「オリコンシングルチャート」とかの重要性が、少なくとも全く無視はされていなくて、
髪形を気にして、
社会や組織に対して文句ばっかり言っていて、
何らかの有名なロゴのついている靴やジャージを着たいものだ(まあ、わしはあんまりそうでもなかったけど…)。

なので昔の日記は、読み返すと、若いなという感じがする。
何が若いかというと、オリコンシングルチャートについて書いているわけではないのだけど、
何というか、色々なものに積極的に翻弄されているところが、若い。
そういうのを、良く言うと瑞々しい感性と言うのだろう。

最近、友人の小池正典氏に、
「昔ほど海外旅行に行きたくなくなった。
1人旅とかへの興味も、『新しいものを見たい』というより、『休憩したい』という動機を感じる」
と言ったら、
「おれも、昔はドアが壊れていて、波がドバーっと入ってきて中の物をしょっちゅうめちゃめちゃにして行ったけど、
最近は割とドアがしっかりしてそれほど掻きまわされなくなった」
と答えてくれていた。

そんなこんなで、わしは30歳になり、もうすぐ父になる予定でもある。
「おしゃれな父親」になりたいとかは、全然思わない。
ドライヘアーで、
西友に売っている、Los Angelesとか書かれた漠然としたTシャツを着て、
短パンを履いて、靴下の上にサンダルを履いて、
子どもを前に背負いたい。
そういうのに憧れる。
ジャージのロゴも有名じゃなくていい。見たことないやつでいい。
そういうのこそ、わしにとってかっこいいと感じるのだが、間違っているだろうか。

この日記に書きたいことも、昔ほど思いつかない。
というか過度にリア充でその時間もない。
それで良いと思う。
感性を若く保ちたいとは思わない。
瑞々しくなくていい。
熟せばいい。
大人には大人にしか考えられないことがある。
30代なりの感性を持ちたい。
ただしカレーも、コンロ上に出しっぱなしでは腐る。
スポンジや洗剤や固めるテンプルや錆やしなびたキャベツやピーラ―に紛れて、みんな一緒に古びてしまう。
冷蔵庫に入れておけば熟しておいしくなる。
大事なところを冷蔵庫に入れておけると良いね。
冷たく静かな部屋に。
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# by syun__kan | 2013-08-25 18:34 | 日記 | Comments(0)
悪態をつく
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この夏は、エアコンなしで20日間過ごした。
制作しているからだ。
秋田、青山、川崎でのワークショップも行うが、
6メートル大の大きめの作品も一つ完成させる。
使える日数は20日間!
両親や奥さんに、量産が可能なパーツは作ってもらったりして、ヘルプは受けているが、
しかしなかなか大変なことである。
20日間でブランニューな6メートル大の作品を仕上げるのは。
でも仕上げるのだ。
これは意地だ。
今日で大体のメドはついた。

作っている場所は、去年までのような、ふるさと群馬ではなく、
都内の秘密基地。
自宅マンションから通えるのはとても良いことだ。
しかしそこには、前述のように、エアコンはなく。
扇風機一台でしのぐ。
一歩間違えば熱中症の危機なので、
2リットルのお茶のペットボトルや、食料等も持ち込んで行う。

制作している間は、色んなことを考える。
精神が高揚したりもするし、停滞したりもする。
それはなかなかギリギリなことだ。
景気づけに、音楽をかけたりもする。
マイケル、プリンス、JB、マイケル、岡村靖幸、岡村靖幸、YMO、マイケル、クラフトワーク、岡村靖幸、JB、マイケル、ジャクソン5、マドンナ、マイケル、岡村靖幸。

今日はしくじった。
お茶のペットボトルを買えば良かったところを、
つい誘惑に負けて、コーヒーのパックを買ってしまった。
「甘さひかえめ」と書いてあるから…。
でも実際、現場で飲んでみると、甘い。
どこが甘さひかえめなのだ?
しかし暑いので、たくさん飲む。
気持ち悪い。
しかも利尿作用も半端ではない。
全然熱中症対策になっていない!!!

腹立ち紛れに、わしはスピーカーから流れるプリンスに、悪態をつく。

「お前、精神とは…とか、平和とは…とか、人生とは…とか、神様とは…とか、たいそうなテーマを投げかけるくせに、
いつも解決法は『オン・ザ・フロア!』やんけ!
『エブリバディ・イン・ザ・ハウス!パーティー!パーティー!デーンス!』って、
盛り上がって踊ればそれでいいんかい!」

あの時は申し訳ありませんでした、プリンス様。
水道水を飲みました。
自分が悪いのです。
反省しております。
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# by syun__kan | 2013-08-17 23:53 | 日記 | Comments(0)
みちのく四日目
8月3日、盛岡で目覚めた。
今回の旅行は、秋田でワークショップ、青森でねぶたを観ることが主な目的だったので、
盛岡に対して、失礼だがあまり積極的な目的を持っていなかった。
しかし一期一会、3日の昼過ぎに新幹線に乗って帰るまで、盛岡を探検だい!
「でんでんむし」という観光用のバスに乗って、快適に回れた。
古い町並みを歩いて古い銀行を横目にせんべいを買ってそばを食べて南部鉄器を買って石川啄木に宮沢賢治を少々ふりかけた。
楽しかったみちのく、ありがとう!

新幹線に乗って東京方面へ。
大宮。たくさんの人。そして暑い。
ああ、帰ってきた。
そしてわしの住処の最寄駅へ。
目指すはグレートさんの動物病院。
久々に会う犬は喜びのあまり病院の床に失禁。
猫はニャー。
犬は散歩ひもにつないで奥さんが持ち、猫はケースに入れ、
旅行の荷物と一緒に、えっちらおっちら持ち帰る。
その間、犬はずっと興奮し続け。
猫もニャーニャー言い続け。
旅行に行く前、猫を無理やり捕まえてケースに入れたことで、
わしは猫からの信頼をすっかり失っているだろう。
いやはや、悲しい。

ところがだ、家に帰ってしばらくして、
猫が旅行以前より丸くなっている、人懐こくなっていることが判明。
触っても逃げない!ゴロゴロ言ってる!
強制的に捕まえられ、周囲は知らない犬だらけの環境で、檻に数日入れられていたのに。
グレートさんから何か性格が柔らかくなる注射でも打たれたのだろうか、または違う猫を取り違えてきてしまったのだろうか。
床で丸まっている姿はさながらコロッケ。
伸びてると串カツ。
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# by syun__kan | 2013-08-12 00:51 | 日記 | Comments(0)
みちのく三日目
時間を見つけられずになかなか日記を書けず、
しかし東北旅行のことは書いておきたいという思いから生まれた一つのパラドックス。
旅日記がどんどん過去のことになっていく。
旅行三日目、8月2日はだいぶ前のことになってしまった。
手短にしよう。
この日は、秋田から青森に移動。
そう、ねぶたを観るため。
あらかじめ座敷席のチケットも買ったのさ。
しかしホテルは青森駅周辺すべて満室で取れず、
それどころか近くの駅のホテルまで満室であり、
盛岡まで行くとホテル空室あるということで、
ねぶたを観たらその後盛岡まで移動して泊まることになった。

何はともあれ、ねぶたは満喫できた。
良い観光地は、一つのテーマに沿って、それを満喫できるような仕組みがちゃんとできている。

昼ごはんは、魚菜センターというところでのっけ丼を食べる。

ねぶたが練り歩く道路の近所に、ねぶたを制作している倉庫が連なっている場所があり、
そこで出番を控えるねぶたを観ることができる。

またその近所には、ねぶたミュージアム的な施設があって、
昨年賞を取ったねぶたや、作り方、歴史などを観て学ぶことができる。

夜は中から光を灯され、「らっせら」と運行される姿を拝む。

ねぶたの面白いところは、ノーリーズンであるところだ。
普通、お祭りって、五穀豊穣を祈るだとか、神様に捧ぐとか、何らかの大義名分があるものだが、
ねぶたは、なんと起源が不明とのこと。
「何のためにやっているのかわからないのにやってる」状態ということだ。素敵だ。
だから、デザインも、いろいろ。
何かルールがあるとすれば、「いかつい顔で、昔の話。一応できれば武士出しといて」みたいな感じか?

そして完全な手作りであるところにも、勇気をもらったな。
人の手による、ローテクの造形物が、これだけ多くの人を集めるというのも、痛快じゃないか。

ねぶたは一台、高さ5メートル幅9メートル奥行7メートルで、
二千万円くらいかけて作るらしい。
二千万円は、人件費や材料費など。

わしが新聞紙とガムテープで、そのくらいの大きさの作品を作るなら、
10万円でできるよ。
二千万円あれば、200個できるな。
わしの故郷の前橋市、新聞ガムテープねぶたで町おこししないかな?

ということで青森は終わり、夜のみちのくを新幹線で盛岡に移動。
奥さんは車内で「ニュートン」のティラノサウルス特集を読む。
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# by syun__kan | 2013-08-11 01:13 | 日記 | Comments(0)
みちのく二日目
8月1日。
起床。
新秋田県立美術館はホテルから歩いて10分くらい。
ワークショップは10時開始、
9時半くらいに受付開始なので、
集合時間は余裕をもって8時。
と指定したのは、他でもない、わしだ。
しかし若干、もう少し寝てたかったという思いが頭をかすめる。
初めての場所でのイベントは、不安からか、集合を早くし過ぎてしまうことがある。
奥さんと二人で出向くと、迎えてくださったのは、学芸主事の大塚さん。
今回のワークショップを企画してくださった方。
そのまま、プレオープン中の美術館を案内していただく。
すぐ近くに、旧県立美術館がある。
その三角屋根をモチーフとして受け継いで、新県立美術館は、上から見ると三角になるように、
安藤忠雄さんによって設計されている。
実に立派な建物だ。

わしの地元の群馬県前橋市には、長らく美術館がなかったのだけど、
何年か前に美術館ができることになって、
それに向けたプレイベントを盛んに行っていた。
わしもその一環として、工作のワークショップの講師を務めたりしたものだが、
何と、途中で市長が代わって、新市長の方針で、美術館構想自体がストップされてしまった。
そういうことで、わしの地元は、全国で唯一美術館の無い県庁所在地のままなのである。
ということもあって、秋田県において安藤建築で堂々と美術館が立て替えられているのを見ると、
何ともうらやましいと言うか…。

美術館の内観は素晴らしいが、それだけ眺めて一時間も過ごせるものではない。
実はワークショップは、美術館内だと適した面積の部屋が空いていないので、
またすぐ近所の公共施設の一室を使わせてもらって行い、
参加者の作品ができたら美術館に持ってきて、飾る、という流れなのだ。
その公共施設の開館時間は9時なので、それまで待つ。
座って待つ。
8時55分を待って移動、
今回のワークショップは、秋田県の教職員の方、
それも特別支援教育の方が過半数とのこと。
五十数名。
10時開始で昼休憩をはさみ、4時終了。
よくやる、子ども対象の工作とは若干違う。
年齢、キャリアがわしより上の方も多い。上の方の方が多い。
上の方に対し先生をするというのは、普段あまりない。
本日のメニューは、
スリラーで登場、
パワーポイントによる美術の授業のポイントの紹介、
かくれんぼ、
高くしよう対決、
試作品を作るデモスト、
スライドで過去作品の紹介、
自由制作、
美術館に持ち運んでの展示。
詳しくは、今後同様のイベントをやった場合にネタばれになってしまうから伏せる。
大人相手のワークショップは、2010年の東京現美、今年の6月の横浜美大の講座に続く3回目だが、
徐々に練度は上がっていると思う。
わし自身徐々に大人になっているのかもしれない。
大塚さんら、スタッフの方々の周到な準備、当日の運営のおかげで、非常にスムーズに進んだ。
特支の先生方を対象にしたところに関口を講師として充てた、配役の妙も大きかった。
わしの持つ、教員としての面、アーティストとしての面、どちらも余すことなく使えた。
だからうまく進んだのだろう。
逆に言うと、もう余すところはない。
これ以上の余白はないので、わしにできることはここが精一杯です。

終了後、秋田名物のババヘラアイスを食べた。
ババヘラアイスとは、道端にパラソルが立っていて、
そのふもとで「ババ(おばさん、おばあさん)」が、
シャリシャリ感が特徴のアイスを売っている。
注文すると、ヘラを使って花の形に盛り付けてくれる。
そういうものだ。
わしが購入した際のババさんも、見事にババで、素晴らしかった。
普通、店員さんとは、若くてきれいな方が、ありがたがられると思う。
しかし、この場合は、若くてきれいな店員さんだと残念である。
なぜならそれは、名物ババヘラアイスだからだ。
ババヘラアイスは、ババでなくてはいけない。
ババがババであるほど、素晴らしい。
それは、秋田県を新幹線で走る時、外の風景が延々と田園風景で、それを見て、
「ああ、東北っぽいなあ。いいなあ」
と思うのに似ているかもしれない。
東京を発って、電車で前橋に向かう際、
外の風景が、ビルが終わり、徐々に何もなくなり、田んぼになると、なぜか
「何もないじゃん!」
と、まるでそれがだめなことのように思ったりする。
東北でなくて関東だから、「関東なのに!」と思ってしまうのだろうか。
ネーミング一つでババの価値を上げてしまう、ババヘラアイスの感性に、
何かヒントはないかしら?
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# by syun__kan | 2013-08-07 15:59 | 日記 | Comments(0)
みちのく一日目
8月1日は秋田新県立美術館で教職員対象のワークショップ。
ということで、前日7月31日、わしはまず散髪。
いつものように、美容師さんの提案にすべて「イエス」で答えていたら、
今回はオカダカズチカのような短髪になった。
帰宅後、今度は犬のハルちゃんをグレートさん(グレート・ムタに似ているかかりつけの獣医さん)に預ける。
奥さんは仕事なのでわし一人でやる。
散歩ひもにつなぎ、グレートさんのところまで歩く、犬は珍しく明るいうちから散歩だと意気揚々。
そのままグレートさんの病院に入り、グレートさんは散歩ひもを受け取ると裏の檻へ。
犬はまさかの展開にガビーン顔。
確かにこういった、病院やホテルに預ける経験は今までなかった。
すまんな犬。
人生(犬生)にはいろいろなことがある。
わしは家にとんぼ返り。
戦いはこれからだ。
わしは続いて、猫のコマちゃんを捕まえなければならぬ。
猫。
顔の大きなトラ猫。
二年前に奥さんが拾ってきた、チャック・ウィルソンのような体格の。
二年を経てようやく慣れてきて、触らせてくれるようになったものの、
抱っこしたりとかはまだまだ遠い。
逃げ場をなくすためにふすまを閉めたりしていると、猫は異変に勘付く。
「そもそも犬を連れて出て行ったのに手ぶらで戻ってくるのがおかしいニャ」
と言っている。
捕まえるための洗濯物袋を手に追い始めると、
そんな大きな声が出たんですか、というくらいの声で、中邑真輔ばりに「ニアアアオ!!」
わしは引っ掻かれるの嫌だから、夏なのにフリースを着込む。
猫はソファの下に入ったり、鏡の裏に入ったり、途中失禁。
そんなに嫌わないでくれ。
最終的に猫は押入れの二段目にある、囲いの付いた猫トイレの中へ。
わしも汗だくで押入れの二段目に入り、猫の上からバスタオルを被せ、何とか洗濯物袋を被せ、チャックを閉める。
そのままケースに入れて、自転車のかごに載せて、グレートさんの所へ。
ああ、二年かけて築いた信頼も、これで振り出しか?
グレートさんのところに着くと、ハルちゃんの叫びが聞こえる。
「犬が火の玉みたいに熱くて興奮がすごかったから、冷房強くして、薬草を焚きました」
とのこと。
猫も優等生ではないんでよろしくお願いします。
わしはまたも家にとんぼ返りし、
「はあ」
と一息つく。
それからシャワーを浴びて、荷物を持ち、大宮へ。
そこで仕事を終えた奥さんと待ち合わせ。
新幹線で秋田へ。
秋田は雨。
さすがレインメーカー。
ホテルのフロントはホントに秋田美人だった。
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# by syun__kan | 2013-08-05 22:54 | 日記 | Comments(0)
三人
黒い画面の中で、骸骨が揺れている。
画面が切り替わると、今度は土色の不定形。
壁がうごめく茶色の洞窟のようだが、
その凹凸が突然顔のような形に浮かび上がる。
わしの子どもだ。19週だ。今日初めてリアルタイムに見た。
仮名は「ボリジロウ」。

はたから見れば、それはちょっと不気味なだけの、展開のない、つまらない映像であるが、
わしは大変感動している。
妊娠、出産、育児。
それは世の中で、主観と客観のギャップが、最も大きく広がる出来事なのだろう。

わしは、マイケル・ジャクソンのことを、素晴らしく歌がうまくて、革新的なダンスを踊る、と思って大絶賛している。
それは、世の中の人々も、そこまでスペシャルには意識しないにしても、だいたい同じ意見だと思う。
主観と客観がだいたい一致している。

しかし、わしがボリジロウのもぞもぞする姿に感動していても、
世の中の人が見たら、愛想で「かわいいね」と言ってくれるかもしれないが、
正直、どうでもいいだろう。

なにせ、わしもこれまで、携帯の待ち受けに誰かの赤ちゃんの写真を認めても、
正直、どうでもいいと思っていたから。

その待ち受けがペットであれば、あるいは永作博美さんとかの芸能人だったとすれば、
もう少し面白く見れたと思う。
しかし、だれかの赤ちゃんの写真は、本当に興味が湧かない。
想像の入る余地がないのだ。

犬の写真であれば、
「こんな犬を飼ったらどんな感じだろう」
とか想像できるし、
永作博美さんだとしたら、
「永作博美さんと付き合うのってどんな感じだろう」
などどファンタジーを膨らませられる。
しかしその赤ちゃんという存在は、絶対的にその親のものであって、
どう考えてもわしにはフィットしようがないのである。

そう考えると、そういえば、奥さんが妊娠するにあたって、若干、他のおうちの赤ちゃんにも、興味は出てきていた。
赤ちゃん本人や、本人と親との関係性をよく観察するようになった。
「赤ちゃんって、どんなだろう」
と、想像する必要性がわしの身の回りに満ちている。

そしてその、絶対的にわしのものである、わしと奥さんだけの完全に切っても切り離せない一心同体で一蓮托生である、ボリジロウが、いよいよ300グラムになっているのである。

ブラックホールのように、わしの「思い入れ」を吸い込んでいく、ボリジロウ。
周囲がどう思っているか、それは世の中にとってどうか、全然関係なしに。

そして今日は20代最後の日。
10代最後の日、すなわち19歳から20歳になるとき、わしは橋本の下宿で、完全ひとりぼっちで迎えた。
まえにブログにも書いたが、
http://sekiguti35.exblog.jp/16185426/
あのとき一人で夜通し歩いて何かに目覚めて、
アメリカまでマイケル・ジャクソンに会いに行ったときから、わしの20代は始まった。
本当にいろいろあって楽しかった。
途中で奥さん(今はベッドの上でおなかにジェルを塗られている)と合流し、「関口」にした。
関口軍団は三人に増殖しそうだ。
30代は三人で生き抜くことになる。

なんというか、幸せだ。
生まれてよかった。楽しいよ。
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# by syun__kan | 2013-07-30 21:24 | 日記 | Comments(0)
押切もえさんからの関口
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こちら、池上彰さんが編者を務め、最近発売された岩波新書、「先生!」。
いろいろなジャンルで活躍なさる方々が、「先生!」という言葉から連想するそれぞれの「語り」を集めた本。

執筆者は、
しりあがり寿さん、天野 篤さん、 岡野雅行さん、稲泉 連さん、押切もえさん、関口光太郎、田中茂樹さん、増田ユリヤさん、山口 香さん、柳沢幸雄さん、鈴木邦男さん、パックンさん、安田菜津紀さん、市川 力さん、太田直子さん、李 相日さん、渡辺恵津子さん、武富健治さん、武田美穂さん、姉小路祐さん、石井志昂さん、鈴木 翔さん、乙武洋匡さん、寮 美千子さん、山口絵理子さん、平田オリザさん、太田 光さん。

何かおかしいね。
これは間違い探し。

何はともあれ、わしは読んでみたのだけど、
各界で第一線で活躍する面々の、それぞれの「先生語り」は、実に重みがあり、迫力があり、みなぎる何かがあり、
30年しか生きていない新聞ガムテ青年の、か細い語りなどは、吹き飛んでしまうほどズドンと来ます。

しかしまあ、か細いながらも、わしなりに、人生を削って取り組んでいる仕事ではあるので、
アバラの浮き出た、胸を張りますよ。
語る資格がないとは、思いません。
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# by syun__kan | 2013-07-22 19:16 | 日記 | Comments(0)
太郎さんからの日比野さんからの関口
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今日、7月19日は一学期の終わり、終業式だった。
みんな、みんな、お疲れ様でした!!
そんでもって退勤後、わしは川崎の岡本太郎美術館へ。

7月20日からスタートの、日比野克彦さんの企画展、「Hibino on side off side」に、関口は、
8月30日までの間、「サンダーストーム・チャイルド」「王様」「女王」「ヒーロー(ペットボトルの少年)」の4作品を出品する。
8月18日、20日にはワークショップも行う。

作品の搬入は先日の土日に概ね終わっていたのだが、
細かいパーツを群馬に置き忘れてきていたので、両親に郵送してもらい、
今日は最後の補修をしなければならなかったのだ。

美術館に着いたのは夕方6時、中に入ると、日比野さんが、今日にいたるまでの数日間に公開制作で描いていた絵に、さらに手を加えていた。
会場内は他に、業者さんによるライティングやキャプションの設置も進行中。

こういった、展示の裏側を見れるのは、出品者の特権。
というか、日比野克彦さんがオープン直前に仕上げをしているのを見れること自体、わしはとても嬉しい。

自分の作品はさておき、未完の展示を見てまわる。
日比野さんの、有名な、段ボールでできたグローブも展示されている!
他に、化粧道具箱や宝石箱など…。

「全ての物は、瞬間だけなら美しい」

これはわしが、大学の卒業制作の時にたどり着いた一つのアンサーで、
以来わしの造形活動ぜんぶに通じるコンセプトなのだが、このコンセプトに関しては、
残念ながらというべきか、日比野さんの作品の方が訴求力が高かった。

長持ちはしないと思われる、素材で切り取られた、我々の日常の、刹那の美しさよ!

そういう意味では、わしは二番、三番煎じなんだと思ったよ。

わしはようやく自作を補修しはじめる。
途中、日比野さんに話しかけていただいたりして、嬉しかった。
補修終了、時刻は19時45分。
会場の設置作業はまだまだ進行中、日比野さんもライティングもまだまだこれからという雰囲気。

わしは挨拶をして帰る。

(もし、今夜の展示作業が無事終われば)
明日から、岡本太郎美術館に入ると、赤い部屋を抜け、まずは岡本太郎作品の常設展を観ることになる。
その後、日比野克彦さんの企画展を観て、最後にちょこっと関口作品を観る。
太郎さん~日比野さん~関口という連携の中で、関口なんかはただのヘナチョコではあるが、
名前の大小はさておいて、客観的に見ても、面白そうなコンボだと思う。
これが、川崎に訪れた子どもたちの右脳を刺激することを、願ってやまない。

下記は、自分の展示、ワークショップのために、関口が寄せた文。

「画材屋さんに行かなくても、アートはできます。
まずは、太郎さんの「モーレツに素人たれ!」という言葉に、勇気をもらってください。
そして、周りを見渡し、紙があれば、ぐしゃっと丸めてください。
それをテープでぐるっと巻くだけで、平面だったはずの物が、二度と再現不可能な陰影を伴って立ち上がります。
世の中がどんな状況でも、何かを作り出す行為は楽しいし、
その楽しさが、新しい世の中を作る力になるといいなと思います」
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# by syun__kan | 2013-07-20 01:01 | 日記 | Comments(2)



現代芸術家、関口光太郎の日記。
by syun__kan
関口光太郎ホームページ
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