何を見ている

バンクーバーオリンピックが行われているらしい。
もちろんうちにはテレビがないから、全然わからない。

選手は、人生を賭けて、一世一代の大勝負に挑んでいるのだろう。
テレビを見ている人たちは、その気分を共有しているのだろう。
選手はものすごいドキドキしているのだろう。
テレビで観戦している人は、ある程度ドキドキするのだろう。

わしは見てないから、ドキドキしない。
残念ではあるけど、安心でもある。

他人のドキドキを、何で共有しなければいけないんであ?
なんて言ってみよう。
いまさらだけど!

一世一代の大勝負なんて、みんなしているよね?
今日も一日、人生賭けて勝負したよね?
自分のドキドキだけで、じゅうぶんだよ。
今日、朝の電車に一緒に乗った、三白眼の白髪オールバックの会社員のおじさんも、
今日会社で、それなりに人生賭けたはずだ。
彼の、そのドキドキ感、わしは特には、共有したいと思わないぞよ。
わしは今日、学校で仕事した。
今日一日を、彫刻を作って過ごすこともできるし、
砂漠に木を植えて過ごすこともできる。
でもわしは、学校で仕事することを、チョイスした。
イエア。
死亡率100%の人生が、また一日、減ったんだ。
人生が懸かっている。
ああ、自分の言っていることが暑苦しい。

バンクーバー・オリンピックを見ないかわりに、わしは自分の右手中指の傷を見る。
先々週土曜に、怪我してしまった。
ある程度えぐれて、それなりに血が出た。
ばんそうこうを貼って対応した。
はじめの数日は痛かったが、
最近ようやく、肉が盛り上がってきて、
傷口がジューシーじゃなくなってきた。
傷の治りは遅いほうだが、
消毒して、待ってれば、ちゃんと治る。
わしの体も捨てたものではない。
[PR]
# by syun__kan | 2010-02-24 22:27 | 日記 | Comments(2)

デラックス・エディション

結婚式準備。いよいよ佳境に入る。
結婚、または結婚式準備をするにあたって、わかったこと。
たくさんの人と、コミュニケーション取らなきゃいけない。
嫁、相手の親、自分の親、結婚式来てくれる人、式場の人、衣装屋の人、職場の人。

はっきり言おう。
超絶ストレス!!!!

いや、何も人間嫌いなわけではない。
むしろ、わしはさみしがり屋さんな方だ。
誰かとお話しすることは、嫌いではない。

ただし。頼みごとをすることだけは、わしは、ものすごく苦手なんだ。
借りを作ることが。
ものすごく。
わしは、大学の彫刻科で、新聞紙を丸めて作品を作っていたけど、
それは、専門的な技術や道具を習得するために、先輩や助教授に、
教えを乞うのが、ストレスだったからだ。
という面もある。
ほど、わしは、頼みごとをするのが苦手だ。

しかし。結婚式準備は、頼みごとの嵐。
頼みごと台風。
頼みごと祭り。

わしは、結婚することは、
世界の片隅で、喧騒を離れて、二人だけでひっそりと生きていくということを意味するのだと思っていた。
という面がある。
ところがこの強制コミュニケーション。
わしの内的世界は、結婚準備を押し進める以前より、限界を超えて遥かに外側に開かれている現状!!
関口、頼みごとしまくり!!
内祝いまくり!半返しまくり!
コングラチレーション!!
ああ、予想外。
割引されない予想外。
ハードなソフトバンク。
バンクからは引き落としまくり?
白い犬のお父さん。
わしの実家のお父さんは、最近白髪が増えた。

ところで、昨日食べたぬかニシン、
やけにおなかが大きいと思っていたら、おなかに卵が入っていた!
予想外!
美味しかった。
ニシン、デラックス・エディションと名付けた。
[PR]
# by syun__kan | 2010-02-17 21:26 | 日記 | Comments(2)

取り柄になーれ

前回の日記は、このブログの100件目の記事だった。
それなりに、積み重なったものだ。
時間も経った。
今日は、仕事帰りの電車で、過去の自分の日記を携帯で読んでいた。
1年半くらい前の自分は、
「ビエンナーレとか、トリエンナーレとか、ナーレのつくものに出たい」
と書いていた。
それを読んで、おっと、と思った。
そんな希望は、全く忘れていたよ…。
横浜トリエンナーレ。そんなのあったね。
だいたい3年に一度開かれる、国内最大級のアートのイベント。
美大にいた頃は、けっこう大きなイベントとして、扱われていたなあ。
でもわしは、一度も観にいったことなかったけど。
一度も行ったことないのに、出たいと思っていたところが、なんというか、生意気だ。
しかし、「1年半前の自分の、将来的なビジョンを全く忘れていた」ということは、
それなりにハッとしたというか、感慨深かったので、
家に帰って、今、横浜トリエンナーレについて調べてみる。
前回は、2008年だった。前々回は、2005年。
次回は、2011年とのこと。

2011年か。今はもう、2010年の2月だ。
参加する作家には、もうそろそろ声がかかっていないといけない。
誰がキュレーターなんでゃ?
どうすれば、横浜トリエンナーレに出れるんでゃ?
あはは、このままでは、もちろんもちろん、国内最大級のナーレの付くものになんか、出られやしない。
1年半前のビジョンは、素通りになってしまうよ。
横浜トリエンナーレに、出ようとしてみよう。
しかし、横浜トリエンナーレは、応募とかじゃなく、招聘されるもの、らしい。
待つしかないのか?
こちらからは動けないのか?
誰が仕切っているのだろう?

横浜トリエンナーレ2011について、何か知っている方、いましたら、
些細なことでもいいので、教えてください。
[PR]
# by syun__kan | 2010-02-12 22:57 | 日記 | Comments(0)

出る話

今日も一日、お疲れ様でした。
満員電車に乗った人、お疲れ様でした。
カレーを作った人、お疲れ様でした。
お茶をこぼして雑巾で拭いた人、お疲れ様でした。
チャイムを鳴らしたのに居留守を使われた勧誘の人、お疲れ様でした。
鎌倉の大仏様、お疲れ様でした。
小さな子どもがいるお母さん、お疲れ様でした。
今日が入試だった人、お疲れ様でした。
タモリさん、お疲れ様でした。
IMALUさん、お疲れ様でした。
ジャネット・ジャクソンさん、お疲れ様でした。
「かいじゅうたちのいるところ」を観にいって、がっかりした人、お疲れ様でした。
池袋でティッシュ配ってた人、お疲れ様でした。
髪の毛をムラサキに染めたおばあさん、お疲れ様でした。
胃潰瘍ができてる人、お疲れ様でした。
ホームレスさん、寒くて大変ですね、お疲れ様でした。
上野動物園のメスのサイ、お疲れ様でした。

もう夜です。
もう寝ましょう。
願わくば、ゆっくり寝ましょう。
寒い人は、できればもう少し暖かくなってください。
夜更けにふくらはぎがつる人は、お水を一口飲んでください。
いい夢を見てください。
いい夢が見れるように、私が一つ、お話をしてあげます。
「出る話」です。

あるところに、平らな地面がありました。
地面が割れ、ゴジラが出てきました。
ゴゴゴゴゴ。
ゴジラの背中のチャックが開き、中のおじさんが出てきました。
コンニチワー。
中のおじさんの口から、おじさんの魂が出てきました。
フワー。
これ以上は、もう何も出ません。

これでおしまいです。
おやすみなさい。
[PR]
# by syun__kan | 2010-02-07 21:01 | 日記 | Comments(0)

雪雪雪雪

昨日は東京地方にも雪が降った。
今朝は積もっていた。
みんなは雪と、どう関わっただろうか?
わしは、職場で、生徒とさんざん雪合戦した。
帰宅して、今はぐったりと疲れている。
わしは今日雪と、最高の関わり方をしたんだ。
健全で、健康的で、有益で、無駄の無い、雪との関わり方。
雪合戦、かまくら、雪だるま。
刹那的で、発散的な、雪遊び。
高揚感。季節限定感。
これ以上の関わり方があるか?
今日のわしは、それを誇る。
今の仕事、今の生き方、100パーセントの自信を持っているわけではないよ。
わしも、いろいろ考えることはある。
今の状況について、いろいろ冷静に、思うところはある。
ただ、雪とどう関わったかについて、わしは胸を張れるんだ。
100パーセント、わしは雪と、最高の関わり方をしたんだ。
誰にも負けないと思う。
比較論で悪い。
比較論は、心に余裕の無い人が持ち出すものだ。
じゃあわしは、今余裕が無いのか?
無いのかもしれない。
でも誰にも負けないんだ。と、そう思う今日は。
わしは雪を投げ、それは生徒の背中で砕け散り、
わしは雪を投げられ、それはわしのおなかで砕け散った。
泣こうと思えば泣ける。
わしは今日生きた。 
生きた。
生きた。
生きた。
[PR]
# by syun__kan | 2010-02-02 21:27 | 日記 | Comments(0)

俳句で日記

最近は、取り立てて取り立てるようなことが無かったので、
近況を俳句にした。

池袋 藤波辰己と すれ違う

オットセイと アシカの違いで 嫁と議論

グルーガン ついに買ったよ 安かった

冷凍庫 餅がようやく 終わりけり

間違えて 卵買いすぎ ゆで卵

川越の 嫁の実家で みかん食い

This Is It ぼんやり眺める ブルーレイ

カラオケで ガンズ・アンド・ローゼス 気持ちよい

料理して うとうと食べて 洗い物

ハンチング 頭ペッタリ さんになる

天命を 行う前に うたたねを


[PR]
# by syun__kan | 2010-01-31 10:50 | 日記 | Comments(3)

師匠はレンガを削っている

最近、風呂にも毎日は入れないほど、非常に忙しかった。
仕事は3年目なので、同僚に仕事を振ることもできるようになってきた。
1年目のときは、まわりに仕事を振ることができず、
けっこう追い詰められてしまうこともあった。
今は、忙しくなってきて、「まずいな」と思うと、適度に
「これやってもらえる?」
と、周りに仕事を振ることを考える習慣がついた。
それでもなお、最近は忙しかった。
家に帰ってきて、もう動けなくて、
奥さんに
「わしのかわりに風呂入ってもらえる?」
と言いそうになった。

人に物を作らすことばかり考えてる。
学校の総合学習の授業、美術の授業。
そして最近は3月に行われる東京都現代美術館でのワークショップ。
同時にいくつも、「人に何か作らす」ことばかり考えていては、
自分自身が何か作ろうなんて、頭に浮かばない。

土曜の午後1時半から、現代美術館で、ワークショップの打ち合わせがあった。
そのための指導案を作るため、土曜は朝6時に起きてこたつでパソコンに向かう。
結局11時までかかって、ようやく指導案完成。
現代美術間に向かう、その前に、わしは行くところがある。
ギャラリー山口。
わしの大学の恩師である、石井厚生教授が個展をしている。

石井先生は、昔と変わらなかった。
レンガを彫り続けていた。
作品に込められたコンセプトを、たっぷりと説明してもらった。
老子や、中国や、カオスについて。
彫刻は、材料が重かったりで大変なので、
作るときは、必ず人に協力してもらわなければならない。
絵画のように、初めから最後まで一人の世界に入っていられるものではない。
その結果、彫刻を長く続けていると、基本的に社交的になる。
師匠はレンガを削っている。
心強いと感じた。

奥さんと一緒に行ったので、
結婚祝いに、ツルツルしたタマゴ型のレンガをもらった。
本当に嬉しかった。
師匠が、わしの結婚を、タマゴサイズのレンガで祝ってくれた…。

奥さんは家に帰り、そして私は、現代美術館に出向いた。
学芸員さんは、よくしゃべる方で、
たっぷり4時半まで、打ち合わせした。
普段、どんなことを考えているのかを聞かれ、
わしが
「架空のプロレスラーを作って、
どんな風に活躍させるか考えている」
と言うと、笑っていた。
ワークショップは、楽しいものになりそうだ。

わしは疲れると、たくさん空気を呑んでしまう。
そういえば、まとまった昼食の食べていない。
わしのおなかの中は、空気ばっかりになってしまった。

それから、まだわしは行くところがある。
現代美術館からの徒歩圏内で、
これまた大学の恩師、非常勤講師であった池ヶ谷肇さんが個展をしている。

行くと、まず抱擁。
ギャラリー内には、
大根を剥きリンゴの形に彫ったものの写真や、
机の上で様々なサイズのボウルがきれいに重なって回転していたり、
菊練りしただけの粘土をブロンズで型取りしたものや、
剥いたリンゴの皮をブロンズで型取りしたものなどが展示されていた。
師匠はボウルを回転させている。
これまた、心強い限りだ。

わしは家に帰った。
二日風呂に入っていない。
奥さんと一緒に、近所のスーパー銭湯的な温泉に行った。
行く途中、今日あったことを話す。

「わしの大学の恩師は、レンガを削って老子の言葉を表現したり、
ボウルを回転させたりしていたよ」

老子!
中国!
大根を削った剥きリンゴ!

思い返して、わしはなぜか笑いが止まらなくなってしまった。
[PR]
# by syun__kan | 2010-01-24 15:25 | 日記 | Comments(0)

デンジャラス

奥さんは、牡蠣が好きだ。
この間、池袋に行ったとき、オイスターバーにお昼ご飯を食べに行った。
席に通され、上着を脱ぐ、そのときに、
店のスピーカーから、ガラスの割れる効果音が。
わしは反射的に、
「ワン、トゥー、スリー、デュクデュクジャム!」
と口ずさむ。
この曲は、マイケル・ジャクソンの「JAM」ではないか。
91年のアルバム「デンジャラス」の、一曲目だ。
わしの一番好きな曲だ。
歌詞が難解すぎて逆に無意味で、
「ジャム!」という掛け声と、衝撃音がとても気持ちいい、
全体的に効果音のような曲だ。
プロモーション・ビデオでは、マイケル・ジョーダンと共演した。
「デンジャラスツアー」でも、オープニングに演奏された。
トースタージャンプで、マイケルが床かから飛び出してくる、最高のオープニング曲だった。
お店に入ったとたん、「JAM」が流れるなんて、
非常にいい気持ちだ。
ありがとう、オイスターバー。

わしはチキン、奥さんはリゾットのセットを注文した。

そう思っていると、耳慣れたギターの音が。
これは、アルバム「デンジャラス」の2曲目、
「Why You Wanna Trip On Me」ではないか。
どうやら、今の時間、アルバム「デンジャラス」を、一枚丸々流すらしい。
これは、いいときに来店した。

スープとサラダが来た。ムシャムシャ

とくれば、3曲目は、「In The Closet」だ。
この曲は、マドンナとのデュエットを想定して作られたのだけど、断られて、
結局マイケルが一人で歌っている。

つけあわせのカキフライなどが来た。

アルバム「デンジャラス」は、前半6曲はダンス系の曲が続く。
当時の流行だった、ニュージャックスイングというスタイルなのだそうだ。
80年代に一世を風靡したマイケルが、90年代も最先端であるために、
気張ったのがこのアルバムだ。

ここで、アクシデント発生。
チキンとリゾットを頼んだはずが、パスタとリゾットが出てきた。
「パスタ違いますよ。チキンを頼みました」というと、
「すみません、作り直します。少々お時間いただいてもいいですか」と、店員さんが謝っている。
でも、わしは全く怒る気にならない。
なぜなら、今のBGMは、7曲目「Heal The World」だからだ。
マイケルが「地球を癒そう」と歌っているのに、聞いてる人間が、注文違ったからって怒っていては、本末転倒だ。

「Black Or White」。
ガンズ・アンド・ローゼスのスラッシュが、ギターを弾いている。

「Who Is It」。
テレビのインタビューで、数十秒間この曲を、ボイスパーカッション付きで歌っただけで、
アルバム「デンジャラス」がチャートに返り咲いた。

「Give In To Me」
ツアーの合間を縫って、2時間でプロモーション・ビデオを撮り終えた。

食後のコーヒー。

「Will You Be There」
ツアーでは日本人ダンサーのユウコ・スミダさんがバックで踊っていた。

そうこうしているうちに、わしらはご飯を食べ終え、家に帰った。
アルバムはあと何曲か残っているけど、聴き終えるために居残るわけにはいかない。
というか家に帰ってCDを聴けばよい。

そしたら、家に帰ってしばらくして、奥さんが体調不良になってしまった。
吐き気をもよおしてしまった。
オイスターバーで食べたものにあたったらしい。
そこでわしは思い出す。店のBGMが、「デンジャラス」だったじゃないかと思い出す。
そのメニューは、デンジャラスだと、
きっとマイケルは伝えてくれていたのだろう。
Heal The World。
[PR]
# by syun__kan | 2010-01-13 23:43 | 日記 | Comments(0)

中学2年生

中学2年生の頃、友だちのカジマ君と、助詞を用いたダジャレを考えることに没頭したことがある。

トマトと的

トラとライオン

ガラスがラスベガス

トイレと入れ歯

すごい数のダジャレを、爆笑しながら、延々と考案していた。
いま思うと、バカみたいだ。
でも、わしとカジマ君だけがバカみたいだったわけではないと思う。
中学2年生なんて、こんなものだと思う。
絶対エヴァンゲリオンなんか操縦できない。
[PR]
# by syun__kan | 2010-01-11 00:39 | 日記 | Comments(0)

願いごと

すべてのノートパソコンよ、次に開いたとき、
中が幕の内弁当になってろ!

すべての郵便受けに、
カレーライスよ届け!

迷惑な願いごとをするんじゃないだって?
迷惑じゃないだろう。ちゃんと食べれるよ。

シャワーから、飛び出せトコロテン!!
水道から魚肉ソーセージ!
お財布に味のり!

日常に隙を!
[PR]
# by syun__kan | 2010-01-05 23:37 | 日記 | Comments(0)