カニについて
実家にカニを送った。
お礼の連絡が来て、
父母が、「美味しく食べてるわ」「うまい」とこのこと。

夏に実家に滞在し、アーツ前橋に通って制作したので、
いろいろお世話になり、
9月17日が母が誕生日で、父の誕生日ももうすぐで、
敬老の日も近く、
そして父の退職ももうすぐということで、
普段誰かの誕生日を祝ったりほとんどしないわしも、
こう、5つくらいも案件が重なってしまっては、
何かをせざるを得ない。

「どこかに行ったの?」と聞かれた。
要するに、
このカニの産地に旅行に行ったりしたそのお土産なのかという質問を受けたが、
別にそういうことではなく、わしが
「実家にカニを送りたいのだけど」
と言ったら、奥さんがインターネットで調べてくれ、
程よいものを見つけて送ってくれたのだ。
特段、ものすごく高価なものでもない。
私立の特別支援学校は、補助金が少ない等の理由で公立よりお給料が安い。
わしが外に履いて行く靴は、あずき色のナイキのスニーカー1足で、
3年間同じものだ。

奥さんにも「何でカニなの?」と聞かれ、
母は何だか知らないけど昔からカニが好きなのだと話し、
さらに、
わしが小さかった頃の「かにたに事変」の記憶を思い出す。

わしが小学校3年生くらいだったか…
その日は、何だか知らないけど、
「かにたに」という、
カニ料理のレストランに行くことに、前々から決まっていたのだ。
「この日は『かにたに』に行くのだ」と、
両親から聞かされていた。
当日夜、父は出かける前、

「かにたに~、かにたに~、かっかっかにたに~」

と歌っていた。
そして、妹を含め家族4人で、車で「かにたに」に行き、
席が埋まっていて、待合の所の名簿に「関口」と名前を書いたのだが、
待っている間、父母は、
ショーウインドウのメニューたちを見て、
真顔になり、
「高いね…」
「どうする?」
という話をして、
しばらくの後に、
「やっぱりやめよう。ステーキのどん(またはステーキの宮)にしよう」
と言い出し、
ステーキレストランに急きょ変更になり、
名簿に書かれた「関口」を残し、
さっきまで「かにたに~」と歌っていたけど、
わしらはステーキを食べた。

わし的には、正直カニより肉が好きなので、
喜んで肉を食べていたが、
今思い返すと、両親は、
どんな気持ちで肉を食べていたのだろうか?

そしてだ、
この話は、笑い話ではあるが、可哀そうな話ではない。
むしろ、かっこいい話ではないか。
カニ料理屋に行ったら、思ったより高くて、急きょ変更する。
このような、現実的な判断の積み重ねで、
わしは大学まで通わせてもらったのだ。
まるで悪魔のように学費の高い、私立の美術大学にな!
父はストレスを受け止めて働き、
母は絵画教室をしたり和菓子屋でパートしたりしながら!

わしはわしなりに11年間働き、子を持ったりしたからこそ、
働き続けることの大変さは分かる。
今年のカニは、
あの時「関口」と名前を書いて食べなかった分かもしれない。

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# by syun__kan | 2018-09-21 23:38 | 日記 | Comments(0)
コパンのマヤ遺跡の部分
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# by syun__kan | 2018-09-20 23:08 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)
クラシックカーのフロントみたいな感じ
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# by syun__kan | 2018-09-19 23:20 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)
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# by syun__kan | 2018-09-18 23:19 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)
情報について
奥さんと娘が、
録画していた深海のドキュメンタリー番組を見ていた。

未だ見ぬ、深海の世界!
カメラの前に、世界で初めて姿を見せる、生き物たちの姿!

それらはとてもきれいだ。
不思議な形をしていたりする。

新たな発見を求めて、研究者たちは、
改良を重ねた小型の潜水艇で、水深深くまで潜航する。
未知の生物を見つけて、
「ワオ!アメイジング!」
と歓声をあげる。

深海は、地球上で残された最後の未知のゾーンなのだろう。
確かに、普通に生活していては、見えないもんね。
山とか沿岸とか行くけど、
海深くまで、人、普段行かないもんね。
でも、人は知りたがる。
分からないことがあれば、情報を欲しがる。
生活に、
はっきり言ってしまえば、人類の利益に、
全然関係なくても、
知りたがる!!
深海に何がいようといまいと、
我々の生活には、全然関係ないのだ!
その研究、何の意味があるのだ!!

と、つっこんでみる。
別にそういった、人類の無条件の知的好奇心を、否定したいわけではない。
認める。
そういった、生活にほとんど関係ない、
深海の生物とか、恐竜の色とか、小惑星の姿とかの研究に、
我々の税金が少々使われていたとしても、
今さら何も文句はない。

ただ、前に、
科学館に行った時に、
金星に関する展示の、ボタンを押したら、
画面に、金星を研究する大学教授が現れて、
金星について熱く語り、
金星愛をたっぷりと感じさせ、
最後に、
「金星は地球とほとんど同じ大きさです。
金星について考えることは、地球についても考えることになるんです」
と言っていた、
それは、
最後のそれは詭弁だろう!!
地球のために、人類のために、とか、
ほんとはわりとどうでもいいのではないですか?!
あなた、金星が好きで、好きで、好きなのでしょう?!
研究のための補助金とかを申請するときに、
少しは「人類のここに役立ちます」とか書かないと、予算が下りないから、
いつもそう言っているのでしょう?!
本当は、
ただ、ただ、
未知だから、金星が好きだから、
知りたいだけなのでしょう?!
そうだろう?!
好きって言っちゃえよ!!
言っちゃえよむしろ、
そう、
それでいいんだよ。
変な言い訳聞きたくないよ。
純粋に知りたい、ということでいいよ、税金払うよ。

深海の生物とか、恐竜の色とか、小惑星の姿とかへの知的好奇心は、
社会的に認められ、
税金が支払われる。
でもそういった、いわゆる学術的なところに興味のベクトルが向かなかった人は、
どうなるのか?
知的好奇心を持たないわけではない。
大衆的な方向にベクトルを向ける。
自分の生活に全然関係のない、
有名人の婚姻や失敗や、
身のまわりの人のうわさ話などね。
とにかく、知りたがらずには、いられないのであろう、人は。

以前、ある先生に「意図的な無知は犯罪」と言われたことがある。
その言葉は概ね正しい。
ただ、わしは何だか少しひっかかり、その言葉を丸ごとは承服できなかった。
「無駄で過度の知的欲求ももしかしたら犯罪」と思ったからだ。

わしが作品を作るとき、
とりあえず新聞紙をくしゃくしゃに丸める。
ネットの台頭で押されてはいるが、まだまだ新聞は、「情報」の象徴だ。
くしゃくしゃに丸めてしまうと、書いてあることは無意味化され、
新聞紙の持つ「情報」という要素が否定され、
それは造形の一材料になる。
わしの制作は、情報の否定なのだ。

というのはうそ。
わしはただ、大きな形、たくさんの数の形を作りたいと思い、
最適な材料として新聞紙を選んだだけだ。
こういうのを、「後付けコンセプチュアル」という。

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# by syun__kan | 2018-09-17 00:09 | 日記 | Comments(0)
大きくなる何か
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# by syun__kan | 2018-09-16 22:50 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)
つながる何か
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# by syun__kan | 2018-09-15 23:15 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)
日東電工様ホームページにて、ハロウィン!

日東電工様のサイトに、
新聞紙×ガムテープで作るハロウィンの飾りを紹介していただきました!
作ってみてね!

ところで関口、
季節の変わり目で声が枯れ、
ここ3日ほど、天龍源一郎のようなド迫力のガサガサ声でした。
喉が弱く、年に2、3回ほど、このようなほとんど声が出ない状況になるのです。
ラジオDJとかが仕事でなくて良かった。

特に他の面で取り立てて体調が悪いというわけではないのですが、
声だけガッサガサで、
しゃべりが伝わりづらく不便なのですが、
何となく一言一言に迫力が、説得力が増すようで、
それはそれで面白く、
自然と、自分のキャラクターも、オジキみたいな親分みたいな感じになっていました。
そう、自然とそうなるのです。
面白いもので、
しゃべろうとするその瞬間に、いつものようにツラツラと言葉が出ず、
お腹に力を入れて一呼吸置くので、
また早くしゃべれない=たくさんの内容をしゃべれないという意識が働き、
その一呼吸の瞬間にしゃべる内容が精査され、
よりそぎ落とした、ソリッドでミニマムな言葉になる。
何となく相手も「ああ、はい」みたいに聞いてくれることが多く、
そんな状況を楽しんでいました。
しかしながら体は休ませようみたいなことで、
更新が途絶えていましたが、
また今日からやります。
声も治って、迫力がなくなったので、
人格もまた元のへなちょこに戻りますよ。

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# by syun__kan | 2018-09-15 14:07 | 日記 | Comments(0)
何か
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# by syun__kan | 2018-09-12 23:30 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)
ジンベイザメ
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# by syun__kan | 2018-09-11 22:41 | 2020東京五輪に向けて、毎日何か作る | Comments(0)



現代芸術家、関口光太郎の日記。
by syun__kan
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