電熱線が焼き切れるくらい忙しく、楽しいこの頃。
風邪をひきかけても、
「まけるもんかー」と言って台所の壁に「やっつける。仕事むかつくからやっつける」という張り紙をしたら翌日治ってしまう。
ははははは。気合で何とかなるものだ…しかし何故か歯茎が腫れる。
「肉体疲労」は何らかの形で必ず出口を求めるのか。
そういうなら、わしの制作への欲求も出口を求める。
わしは彫刻家だから、気持ちの良い形を無意識に探している。
今、気持ちの良い形は、ギザギザがついてるまっすぐな形・・・。
例えば、ケルン大聖堂。
大聖堂の中では、これが一番好きだ。
上昇感極まる!!157メートル!!
そして屋根のギザギザ。
作りたい…
ギザギザがついてるまっすぐな形を作りたい。
しかし時間がないので、わしの欲求は出口が無く、
わしはケルン大聖堂のことを考え続ける。
ケルンケルンケルン…
ギザギザがついてるまっすぐな形から受ける快の気持ちを、
マイケル・ジャクソンの88年のステージ衣装からも感じる。
まっすぐな手足に、意味も無く巻きついた、バックルバックル。