3月20日に東京都現代美術館でワークショップをやった際、
参加してくれた方々に作品を作らせつつ、
自分もマイケルを作っていたのだけど、
参加者に話しかけることに力を割きすぎてその日のうちに完成せず。
おうちに持ち帰り、ぼち、ぼち、ぼちと制作を進める。
カラーガムテープで作ってたけど、やめて、普通色の布テープを使用。
ようやく完成…。
何のひねりもない、ただのマイケル。
88年のツアーの衣装を、忠実に再現。
忠実に再現しただけ。
自己満足。
これは、美術作品ではなく、ただのフィギュア。
ただ、長いこと「自分の独裁による、目一杯のアーー-ト!!!」をやっていない身としては、
こういう制作も必要かと。
アートのための、手と頭のリハビリ。
ちなみにこの夏は、
横浜トリエンナーレに出品!でもなく、岡本太郎賞に応募!でもなく、
地元前橋市でワークショップ的なことをすることになった。
「自分の独裁による、目一杯のアーー-ト!!!」を行う機会はまたしても訪れなかったが、
それはそれでいい。
独裁的作品よりも、アートというツールを通して人と交わる…ことに、どうやら気持ちが向いているようだ。
わしは人見知りで、友人も質的には素晴らしいが数的には少ない。
しかし、「美術の先生」というコスプレを身にまとえば、
たくさんの人と楽しくコミュニケーションを取れる。
殻に閉じこもらずに、外に向かえる。
この楽しさに、ここ数年で目覚めている…。