こんにちは。現代美術家の関口光太郎です。
わしは人違いされることがある。
「関口さんって、特別支援学校の先生の関口さんですか?」って。
話を聞くと、東京都内で働いている、同姓同名の、特別支援学校の教員がいるらしい。
しかもその先生は、わしと同い年で、美術を教えていて、背格好まで似ているとのこと。
世の中には、そういう偶然もあるんだね。
でもあくまでも、わしは現代芸術家の関口であって、
都内で特別支援学校の先生をしている関口さんとは、別人である。
武藤敬司とグレート・ムタも、よく似てるけど別人であるように。
実は先日、その関口先生と、美術関係のミーティングで顔を合わせた。
同姓同名ということもあり、わりとすぐに打ち解けた。
確かに、雰囲気はよく似ていた。
わしも関口先生も、名刺を持ち合わせていなかった。そういうところも似ていた。
関口先生は、今度、上に写真を貼った特支教育の専門誌の11月号に、
美術の授業について書いた記事が載るらしい。
「私はこの世界に入った時はまったくの素人で、初めは何もできなかった。
それが少しずつ、自分の目で生徒を見て、自分の頭で考えて実践できるようになり、
こういう形で記事になって残るのは、嬉しいことです」
と言っていた。
是非がんばってほしい。
わしは同い年、同じ関口としてシンパシーを感じている。
ただ彼は、もう少しまゆ毛の処理に気を配ると良いと思う。つながっていた。