多摩美校友会の事業である「出前アート大学」の講師を、24日に務めた。
神奈川県藤沢市の善行小学校に出向き、
1年生を相手に一日、図工の授業を行った。
どんな授業になったかは、多摩美校友会のホームページにそのうち載ると思うので、割愛して、
ここでは授業で使うために作った紙芝居の画像を公開したい。
1年2組27名の児童にあらかじめ描いてもらった怪獣の絵の、かっこいい所を組み合わせて、
わしが一匹の怪獣にデザインしたのが、善行ドラゴンである。
わしがコピー用紙にボールペンでゴリゴリ描いた絵に、
奥さんがフォトショップで魔法のように色を付けてくれた。
日本一仕事人なニートである。
「このかいじゅうは、1年2組のみんなが思いついたことが合体したかいじゅうです。名前は、善行ドラゴンといいます。普段は、江の島の海に住んでいます」
「今日は、空を飛んで、善行小学校にやってきます」
「善行ドラゴンのあとを、いもむし鬼が追いかけていきます。いもむし鬼は、善行ドラゴンと同じ、江の島の海に住んでいます。子どもを食べちゃう、悪~い虫です」
「我輩は、いもむし鬼だ!善行ドラゴンが、小学校へ行くと聞いて、ついてきた。先回りして、善行小学校に行って、子どもを食べてやろう!」
「善行ドラゴンは、強いです。いもむし鬼を、追い払ってくれます。みんなで、大きな善行ドラゴンを作りましょう。さっきのいもむし鬼より大きくしなければいけませんね」