前の「感性ネジ」からもぎ取った具も使いながら、
230センチ大の作品を4日間で仕上げた。
驚異的な集中力。なんてやつだ。天才じゃないか。いや、危ないやつなんじゃないか。いやでも、意外と普通のやつかもしれない。
ちなみに「具」とは、わしの作品にくっついている様々な小さなオブジェクトのことで、
写真の作品においては、自転車の後輪にくっついているワニや、前かごにとまっているフクロウなどがそれにあたる。
今回の制作では、合計4点の作品を仕上げなければならないので、忙しいということもあり、
また、「感性ネジ」からコンセプト的に連続していることもあり、
ネジからもぎ取った具を使ってOK!ということにして進めている。
「具」の他にも独自の用語はあり、「皮」とは、芯材を覆い隠すために新聞を平たく伸ばしてガムテープで固めたもの。
「具」や「皮」をもぎ取って、それでも余った新聞とガムテープの塊は、「アラ」と言う。
夏休みが終わりに近づいて、制作の閉幕も近い。
ときめいてる女の子、気にしないフリ男の子。
前橋での山篭り制作から帰ってきて、日常の業務に戻りつつある。
10月10日からの「ヒーローズ」、ご期待ください!