撮影:森英嗣/bozzoさん
会場に置いたキャプションの文章は下記。
「庭に展示されています。震災後、新聞等に掲載された「ペットボトルを持ち、がれきの中を、水を汲むために歩く少年」の写真がモデルになっています。彼は苦境に立たされながらも、家族のために水を汲んでいます。震災後は、誰もがヒーローになれました。なる必要がありました。また、この作品は新聞紙とガムテープという、大変もろい素材で作られていますが、あえて雨風にさらされるおそれのある屋外に展示しています。放射能におびえながらも生活を営んで行かねばならない、私たちの姿をそこに重ねました。」
ちなみに、文中に出てくる、新聞等に掲載された写真とは、こちら。